たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2010.3.15 シュヴァルツゼー この日は、国境を越え、イタリア側に滑り込む予定であったが、結果的には強風で断念し、トロッケナーシュテーク付近を滑った。 まだ薄暗いうちにホテルを出て、シュヴァルツゼーを経てトロッケナーシュテークに行ったものの、雪はほとんど降っていないが、上のほうは風が強く、国境は閉鎖されているとのことだった。ここまで上がると、ツェルマットの街は遥か下。そして、マッターホルンはこんな形に見える。なんかさえない。 これを撮影したのはどこであったのか、すっかり忘れてしまったが、とにかく広大。 山の名前さえもおぼつかない。左上は、おそらく、マッターホルンの右隣に見えるダンブランシュ、左下は、ブライトホルン。下中央は、どこかのゴンドラから撮った雪に埋まった木と岩。右は、風が弱まったときに運よく乗ったトロッケナーシュテーク(2939m)から上のロープウェイ。山頂駅の標高は3883m。 ロープウェイを降り、長いトンネルを出ると、イタリア側が見える。そこから見た絶景。果てしなくスキーコースが続く。右の尖がった大きな山はマッターホルン。やっぱりさえない。 真ん中は、この前で記念写真を撮っているのでマッターホルンと思うが、左もマッターホルンか?右は、ダンブランシュ?あるいはワイスホルン?アップで撮ると全然わからなくなる。山は見る角度で形が違いすぎる。標高が高いこのあたりは、風に吹きさらしなので、とにかく寒くスキーどころではなかった。 帰りは街まで、マッターホルンの脇をかすめ、延々と滑る。 途中、雲にマッターホルンの山の影が映っていた。どんどん形が変わっていくマッターホルンを見ながら滑り降りた。何キロ滑ったのかはよく判らない。 シャモニーのホテルは街の真ん中にあったので朝食付きだけにし、夕食は外で食べていたが、ツェルマットのホテルは夕食込み。あまりおいしくない日もあったけれど、少し街から外れているので面倒がなかった。それでも、毎日、夕食前には街の散策に出かけた。 (シャモニー・ツェルマット (8)に続きます)
by otto-N
| 2013-01-16 16:31
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