たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2008.4.26 マラケシュ 朝一番に行った所は、1920年代にフランスのアール・デコの画家J.マジョレルが造園し、今はイヴ・サンローランが経営しているマジョレル庭園。近いのでホテルから歩いていった。園内にはサボテンを主として植えられていたが、このブルーは脅威的だった。影までもブルー。 そう広くはない園内にあるこの小さな建物、イスラム美術館。この配色は何!という感じ。 マジョレル庭園は人気があるらしく朝から人が多くて、なかなか無人という写真は撮れなかった。とにかく、このブルーは鮮烈だった。 王宮の近くにあるアグノウ門。アーチの周りの模様が美しい。 サアード朝の墳墓群。アグノウ門のすぐ近く。内部は少し陰気だが装飾が素晴らしい。コウノトリが多く、少し高い所にはたいてい巣があった。 バイア宮殿の中庭。とにかく絢爛豪華なシンメトリー。 宮殿の内部。壁、柱、天井とすべて細かな装飾。 宮殿もいいけれど、楽しいのは宮殿の周り。メディナ(旧市街)はうろつき回るだけで面白い。ほんとに異文化の地に来たのを実感する。 メインストリートを外れると、こんな赤壁の迷路が続く。 歩きくたびれたのでフナ広場に出て、一番見晴しのいい屋上のカフェを探した。フナ広場のカフェにはどこもビールはない。残念。 前の日は見つからなかったが、名物の水売り男が現れた。最初1人だったが、あちこちに現れ客を捜す。なかなか客はつかまらず、相談しあって客を捜す動きを追はちょっと滑稽だった。眼下では相変わらずの喧騒。 いつの間に、広場に灯りがつき始めた。スークの中をちょっと覗いてみたい気がしたが、1日歩き回っていたので、さすがにくたびれ、ホテルに帰った。 マラケシュの街、全部がこんな古い街ではない。新市街は普通の近代都市。馬車も車と一緒に走ってはいたが・・・。泊まったのは小さくて古そうだったが、小さなプールもあり、窓からジャカランタの花も見えた。ちゃんと昼食時はビールも飲めた。夕食はまたもやタジン料理だったが、ワインは赤もあった。 モロッコ (3)に続きます。
by otto-N
| 2013-03-04 11:26
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Comments(2)
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owlj
at 2013-03-04 14:03
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要手術‥ 病気と違って怪我は必ず治ります。
自宅で悪化させない様に養生してくださいね。 マジョレル庭園! なんて青なんでしょう!! 吸い込まれそうです。花達も可憐で綺麗ですね。 旅先には信じられない感動がありますね!
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otto-N
at 2013-03-05 11:09
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owljさん、数年前にスキーで痛めた箇所なので、今回やる前の状態に戻るかもしれないので少し様子をみます。
この庭園というか建物のブルーは、日本人にはない感覚です。サンローランが考えたとしたら、さすがと言わざるをえませんね。
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