たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2008.4.29 この日は、エルフードからアトラス山脈を越え、古都フェズへ移動した。ほとんど車の中からの写真。走っている車の中からコンデジで写真を撮るのは、揺れる以外に、ピントがすぐ合わない、窓ガラスの色がつくなど、思ったようにはいかず、出来はわるいけれどけっこう楽しいもんです。 エルフードのホテルの門を出てみると、道路の縁は砂に埋もれ、除雪ならぬ「除砂」が必要な街らしく、「砂掻き」をしていた。都市部では少なかったが、この付近の女性は黒装束が多い。見るたびに少しぎょっとする。 広々としているが単調な景色が続き、いつしか山の中へ。はげ山に木が斑点状に育っていた。初めてみる景色だった。 車を停めてほしかったが、カーブの連続する道路だったので遠慮した。 山を下りても似たような景色が続く。このバラの花はどこで撮ったのだったのか記憶になかった。調べてみると、「ミデルトのレストランで昼食の後、アトラス山脈を越え・・・」とあった。「鱒料理」を食べたのを思い出した。こぎれいな街だったので写真を全く撮ってなかった。のどかな平原地帯を進む。 横長にトリミングしたものをあえて2つに分割し、9コマ中の2コマに組み込んだ。車はまた山の中へ、イフレンという所で小休止。イフレンという街はモロッコではなく、マロニエの木もあり、街並みはヨーロッパの避暑地風。アトラス山脈の中腹にあるらしく標1650mとのこと。びっくりしたのはお茶を飲んだホテルにあったスキー板。昔の愛機(ダイナスター・オメグラスⅡ)もあり、とても懐かしかった 。ヤマハスキーも輸出してたんですね。リフトもどこかにあるに違いなかったが、モロッコにスキー場があったとは・・・。緑で溢れるイフレンからの山道を下ったところが、フェズだった。近代的な都会。ホテルも新しく、アンツーカーのテニスコートもあり、アメリカ的な設備。しかし、オーナーは敬虔なイスラム教徒とのこと、アルコールは一切おいてなかった。ガイド氏とドライバー氏にはここで別れたが、初めからわかっていたら寄り道をしてもらったのに。あーあ! モロッコ (5)に続きます。
by otto-N
| 2013-03-14 21:00
|
Comments(0)
| |||||
ファン申請 |
||