たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.4.1 (2) 何日か通ってやっとツバメシジミを撮ることができたので、自然教育園に向かう。この場所からは、約2.5km。急いでも30分はかかる。こういうときは、自転車が欲しくなるけれど、ほとんど坂だし、必要なのはこの時期だけ。クルマも多いので購入は止めている。 教育園に着いたもののツマキチョウは少ない。気温が低いにもかかわらず、日差しがあるせいか全然読まらない。一瞬クサモミジに吸蜜したのを撮っただけで、ノウルシにもトラフシジミは見当たらなかった。夏トラフが出る場所に行ってみると、Shinさんがやって来て、その足元にルリシジミが飛んでいた。ロープの中だが、すぐ近くにとまった。二人で開翅するのをじっと待つ。なかなか開かなかったが少しだけ開いた。メスだった。が、頭は向こう。だめもとで葉を揺すってみると、遠くまで行かず近くにとまったが、頭は向こう。2度目の移動でやっと少しこちらを向いてくれた。 ルリシジミ♀のおなじみの開翅ポーズ。これ以上は開かない。 ツマキチョウは少し数が増えてきたこのの、相変わらず飛び回っているだけだった。Shinさん曰く、「メスが出てきてすることをしたら、落ち着くさ」。気温が低いせいかトラフシジミは現れず、正午に撤収。 翌日からの天気は雨のようなので、2時すぎに、別個体のメスはいないかと再びツバメシジミを探しに行く。しかし、朝いた場所にはいなかったが、近くにベニシジミ。追いかけようと思ったとき、オスが飛んできた。いったん見失ったが、枯草にとまっているのを見つけた。 午後のオスは、朝より活発なようだ。とまっては翅を拡げるがすぐ飛び立つ。少し日が翳り始めたが、翅を開く。 ちょっとピンが甘いが、このアングルは捨てがたかった。 このオスを見つけるきっかけになったベニシジミ。後翅の青斑もちゃんとあったので嬉しい。 オスが1頭絡んできたが、とまったのを見ると羽化不全の個体だった。すぐどこかへ行ってしまったので、先ほどからのオスを撮り続けた。 枯草の間から撮るととてもきれいだった 枯草だけではなく、緑の葉にもとまる。順光側と逆光側から。 枯草にとまり、翅を開く瞬間。草の間からだったので、この位置からしか撮れなかった。 上から撮れなかったので下から撮ったが、前に草があったので近寄りすぎた。 近寄りすぎたもう1枚。翅を開くときを撮ろうとしたが、準備の間もなくすぐ開いてしまった。 あわてて引いて撮る。今度は引きすぎ? このくらいが適当か・・・。 トラフシジミには会えなかったけど、ルリシジミ♀の開翅は日射しの強い中だったので、しかも、虫食いのない若葉の上だったので、とてもよかった。 午後のツバメシジミは、朝の撮影では寄りすぎると自分の影の中に入ってしまうため、×1.4のテレコンを入れて撮影した。ペンタックスのテレコンは純正なのにオートフォーカスが効かない。でも、草の中ではオートは役にたたないので問題はなかった。 ツバメシジミのメスは見つからなかったけれど、オスを飽きるほど撮影した。ちょっと追廻しすぎたかな。
by otto-N
| 2013-04-03 10:49
|
Comments(4)
Commented
by
Shin
at 2013-04-03 11:27
x
まじめに撮っていますね
私はチョウが少ないと、直ぐ花に浮気してしまいます 花は逃げないし撮りやすくて良いですよ
0
Commented
by
otto-N
at 2013-04-03 12:14
x
Shinさん、お呼びたてしたようで、すいません。
花はムズカシイです。花びらが綺麗なものを探してやっと撮った後、よく見ると小さなゴミ。動かないので言い訳ができません。 でも、山歩きでは撮りますよ。チョウはほとんどいないので・・・。
Commented
by
hemlenk at 2013-04-04 21:45
Commented
by
otto-N
at 2013-04-04 22:08
x
| |||||
ファン申請 |
||