たかがヤマト、されどヤマト

2013.5.17 栃木県・鬼怒川河川敷 (2) ミヤマシジミ   2013.5.21(記)

2013.5.17 (続き)
何度かシルビアシジミらしきものを見かけたもののすぐ見失い、ミヤコグサを探して近くを歩いたけれど、ほとんど見つからないという状況の中で、目の前を横切ったシジミチョウ。とまったので近づいてみるとミヤマシジミだった。藪の中にとまり翅をすりすりするものの、開く気配はなかった。横からばかり撮っていてもしかたがないので、逃げられる可能性があったが、思い切って日陰にしてみた。そうしたら、おずおずと翅を開いた。オスだった。日陰にするのを止めると翅を閉じ、また日陰にすると翅を開いた。そこで、翅を閉じる前にピントを合わせ撮影した。
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下草を踏んでしまい飛ばれたが、すぐ近くにとまった。翅を閉じたままなので日陰にし開翅させ、翅を閉じる前に急いで撮影した。日影と日向でがブルーの感じが違う。白い縁毛は日向のほうが輝き、きれいだ。飛ばれても、近くにとまるのでちょっと居場所を変えてもらって撮影。左:日陰、右:日向。
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真横からのも撮っておいた。上は絞り解放F2.8。下は、少し引いてからのF4.5。
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ススキの葉にとまったところを下から見上げて撮った。陰を作り翅を開かせ、閉じる前にマニュアル・フォーカスで撮ったが、ピントが合う前に翅を閉じてしまうので、何度もやり直した。チョウにはちょっと迷惑だったかな。
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少し動いたので、逆サイドからも撮ってみた。こちらのほうが良かったかもしれないが、撮る方がくたびれてしまった。もっと引いて撮ったほうがいいのだが、陰を作る必要上、そうもいかなかった。
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この河原にいたギンイチモンジセセリ。さすがに少しくたびれていた。
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シルビアシジミを最初に撮った場所に戻る途中、ウラギンヒョウモンがアカツメクサでしつこく吸蜜していた。結構敏感で、近づけたのはこの一連の画像だけだった。他にシロツメクサで吸蜜している個体も見かけた。3時ころ、またシルビアが出てくることを期待したが、まったく見なかった。ツマグロキチョウも飛んでおらず、この時期、午後は草の中に潜んでいるのかもしれない。
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昨秋見た場所ではミヤマシジミがおらず、もう諦めていたが、ひょっこり出てきてくれた。気温が高くはないといっても、木陰の全くない河川敷。チョウもあまり飛んでおらず、決して楽しい場所ではない。そんな中、ほんとうに嬉しかった。無理やり開翅させ、いじめすぎたかもしれず、ちょっと反省しています。

by otto-N | 2013-05-21 17:39 | Comments(12)
Commented by HOUNOKI at 2013-05-21 21:45 x
相変わらず、ていねいな構成ですね。
ミヤマシジミの開翅の写真とコメントが興味深いです。
日陰と日向の色調の比較が分かりやすいですね。
開翅写真を撮るときの参考になります。
それぞれの写真の完成度が高いですね。
Commented by hemlenk at 2013-05-21 23:13
今日、同じような所を回ってきました(=^・^=)
ミヤマシジミは、あちこちで見かけましたが、まだ、♀は出ていないようでした。
シルビアシジミも見れませんでした。
ミヤコグサは、あちこち花をつけているのに…(=^・^=)
Commented by 22wn3288 at 2013-05-22 13:30 x
綺麗なミヤマシジミですね。
光線の加減で微妙に色も変化しますね。
Commented by otto-N at 2013-05-22 20:20 x
HOUNOKIさん、ミヤマシジミは秋に撮ってますが、晴れていても翅は全開だったので、今回は閉じたまま。
たいていのチョウは日陰にすると飛ばれてしまうので、飛ばれてダメもとで陰にしました。
色調も陰陽では変わりますが、縁毛の輝きを出すには日向がいいというのが結論です。
完成度はうーん、そんなことないと思います。
Commented by otto-N at 2013-05-22 20:24 x
ヘムレンさん、ポイントを知らないのであちこちというわけにはいきませんでした。
シルビアは、もっといてもよさそうですが、ヤマトも少なかったので、春先としてはこんなもんかもしれません。
が、ミヤコグサも少ないですよぅ。やっぱり心配です。
Commented by otto-N at 2013-05-22 20:31 x
旅友さん、ミヤマシジミは、裏の模様は違いますが、オスは少し大きなルリシジミといった感があります。
開翅したところを陰陽で撮りましたが、ほんとは、裏翅の斑紋をいかに透かすかという点に興味がありました。
しかし、後で見るとほとんど差がなく、どうでもいいことになってしまいました。
Commented by Sippo5655 at 2013-05-22 21:32
綺麗なミヤマシジミに会えて、良かったですね!
ウラギンヒョウモンも大好きな蝶です。
ミヤマの開帳、やはり美しい~(*´∀`*)
数減って欲しくないですよね、
シルビアにも会いたいです♪
Commented by Shin at 2013-05-22 21:34 x
居るところにはちゃんと居ますね
我がホームグランドは惨憺たる有様です
今日はルリシジミの第2化が発生し、開翅も見られました
オスばかりでしたが
Commented by ダンダラ at 2013-05-23 12:31 x
数少ないチャンスをものにされて、きれいな画像が揃っていますね。
絞り値はかなり解放気味で撮られているのですね。
その割にはピントの甘さが気にならないのはさすがですね。
Commented by otto-N at 2013-05-23 16:52 x
Sippo☆さん、ミヤマシジミはつぶらな瞳(複眼なので変?)をしてますね。
ゆったりしているチョウなので、丁寧に撮ることができました。
シルビアは全く逆ですね。あの落着きのなさはヤマトどころではありません。
両方とも、夏が過ぎ、少し涼しくなったころがいいですね。
Commented by otto-N at 2013-05-23 17:00 x
Shinさん、朝、ちょっとホームグランドに行ってきました。
飛び回るルリ♂を1頭だけ見ました。
他には、セセリが2種とコミスジくらいです。ヒメジャノメさえいないのは、なんか変ですね。
Commented by otto-N at 2013-05-23 17:16 x
ダンダラさん、数こそいませんでしたが、飛ばずにいてくれたのでじっくり撮影できました。
私は、行動観察が主ではないので、背景をぼかすため、絞りは開き気味です。真横から撮るときは、特にそうです。フラットでなっていなければ、絞っても縁までちゃんと撮れないみたいです。
以前はF8以上に絞ってましたが、ピンボケの主因はシャッターブレと気づき、1アングルでもかなりの枚数を撮るようになってしまいました。
おほめいただき恐縮ですが、数打ちゃ当たる方式なのです。
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