たかがヤマト、されどヤマト

2013.6.7 ブナとイヌブナの間 フジミドリシジミ (1)   2013.6.14(記)

2013.6.7
この日、フジミドリシジミを撮影することができた。2~3年前、地元の方に場所は教えてもらっていたけれど、早朝とのことだったので断念していた。撮りに行こうと思ったきっかけは、日中に撮影したというヘムレンさんとbanyanさんの記事。実は、6月3日と5日にも行き、姿を見ただけに終わっている。二度あることは三度ある、三度目の正直か、ということで恐る恐る出かけたのだけれど、犬も歩けば棒に当たりました。

2013.6.3
この日は雲一つない晴天。現地に到着したのは、10時ころ。先客がおられた。今年、神奈川のギフでお会いした愛野緑さんだった。すでに吸水中のフジミドリシジミを撮ったとのこと。これなら、出てくるに違いないと2人(正確には愛野緑さんのお父さんをいれて3人)で待つものの一向に飛んでこない。近くを探索したけれど、まったくダメ。ミスジチョウが多かったが、メスを探しているらしく全くとまらず。ただ1回だけとまった。他に、テングチョウ、ヒオドシチョウ、ミドリヒョウモン♀が樹上で少し休んで飛び去った。
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多かったのはテングチョウ。ダイミョウセセリも新鮮だった。
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昼を過ぎたころ、3回ほど、ルリシジミのようなブルーに輝く高速飛行体が目の前を通過した。フジミドリはこんなに高速で飛ぶのかと唖然。とまる気配もなく、枝にまとわりつくように飛んでいるので探雌飛翔のようだ。3時半まで粘ったが、あきらめ撤収。

2013.6.5
前日は、妻と今倉山にハイキングに出かけたが、この日も晴れ。2回目の挑戦。現地到着9時半。しかしながら、前々日同様、煌めく飛翔体を何度か見ただけで終わった。メスも見たが下の方に行ってしまった。2時半に撤収。ちょっと嬉しかったのは、ヒオドシチョウ。吸水に来ていた。
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帰るとき、林道をとぼとぼ下っていたら、アサギマダラが暗い中を飛んでいた。MFで撮影したが暗すぎた。そして、久しぶりに見るオサムシ。
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2013.6.7
天気予報では、雨のち晴れ。朝起きたら、曇り空。ラストチャンスということで、急遽、3度目の挑戦。晴天だからとまらない気がして、曇り空を待っていた。山は真っ暗、霧雨状態の現地に着いたのは10時20分ころ。お二方がすでに待っていた。横浜のIさんとKさん。今まで雨が降っていたという。カメラを準備し、少し空が明るくなってきたと思ったら、フジミドリシジミが飛び出した。そして、葉にとまってすぐに開翅。でも、かなり遠い。300ミリズームでこの程度の大きさ。合焦マークより少し大きいくらい。
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上の画像のトリミング。このレンズにしては上出来だと思う。
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もう少し開いてくれた。右後翅は葉に完全に接触していた。
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最大3頭が同時に飛んだこともあったけれど、まともに撮れたオスは上の写真だけだった。この後、杉並のMさんがやってこられたが、またしても雨。雨が止みほんの少し空が明るくなると、オスが飛んできて翅を開く。しかし、とにかく遠い。そして、目より上の高さ。さらに、葉の間。一度だけ近くに来たが、全くの正面だった(1コマ目)。オスは10時半すぎがピークだったが、その後も、ときどき姿を現わした。とりあえず、遠かったけれど、少しはピンがきている画像をアップしておきます。
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オスは撮影しにくい場所にしかとまらなかった。距離はともかく、目より上の高さだった。目より下の近いところにも枝葉があるのだが、日当たりがよくなく、少しでも明るいところで翅を開くようだった。年々、枝が伸びると思うので、今後は撮影しにくくなるかもしれない。

(フジミドリシジミ (2)に続きます)

by otto-N | 2013-06-14 11:26 | Comments(6)
Commented by hemlenk at 2013-06-14 12:51
いやいや、いい感じで撮れましたね(=^・^=)
水滴のブナの葉の上、フジミドリらしくてすごく綺麗です。
距離も、そんなに遠くもないように思います。ブナ林の蝶らしさがよく出てますし(=^・^=)
年々、枝が伸びてきて撮りにくくなっているように感じました。数年前は、もう少し目の前が開けていたような…。
あまり枝ぶりが変わって、出てくる場所が変わらなければいいですね。
せっかく近場で観察できる貴重な場所ですから、変わらないでほしいものです。(=^・^=)
ナイスでした!
Commented by himeoo27 at 2013-06-14 21:54
このポイントのフジミドリシジミはなかなか近くに止まって
くれず厳しいと聞いていました。上手く切り取って金属光沢
を撮り込んでますね!
更に新鮮なヒオドシチョウが舞い出てくるのであれば来年は
出かけてみようかな?
Commented by otto-N at 2013-06-14 22:07 x
ヘムレンさん、いやー、水滴で救われました。主役は水滴とブナの若葉かもしれません。
ヘムレンさんの画像はとても鮮明だったので、すぐ近くかと思ってました。これと変わらないほど遠かったのですか。
どうも、とまる枝が決まっている感じで、Iさんと、こっちへ来いと呟きながらの撮影でした。
とにかく、ヘムレンさんにサンキューです。
Commented by otto-N at 2013-06-14 22:13 x
himeooさん、確かに近くには来てくれませんでした。それよりも、高いところにしかとまらないのが問題です。
撮れたのはこの位置だけだったので、ほんとラッキーでした。
ヒオドシチョウは3回行って、これだけでしたが、どうもスミナガシも吸水に来ていたみたいです。
Commented by ainomidori443zeph at 2013-06-15 17:18
三度目の正直!行って正解でしたね!
確かに曇りがちのほうが翅を開きやすいかもしれません。
私はその後出かけるチャンスがありませんでした
Commented by otto-N at 2013-06-15 20:03 x
愛野緑さん、ぼーずだった2日間とも、晴れて気温が高かったので、高速の飛翔は探雌行動と思い、曇った日にはとまって日が差したら翅を開くに違いないと推定しました。
それを確かめるために、ダメもとでもいいや、というつもりで行ってきました。
推定が当たったかどうかは、今後の観察が必要ですが、撮れてラッキーでした。
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