たかがヤマト、されどヤマト

2013.6.10 群馬県・平標山 ギンイチモンジセセリ   2013.6.19(記)

2010.6.10
10年ぶりの法師温泉に泊まった後は、三国峠を越え、苗場スキー場の向かい側にある登山口(約標高1000m)から、平標山(たいらっぴょうやま)に登る。標高は1984m。登山口にある駐車場は広かったけれど、前日、三国山で会った人は、朝、すでに満車だったとのこと。超人気の山らしい。

取ったコースは、最初はなだらかな林道を通り、途中から本格的な登山道に入り、山小屋を経て頂上を目指すというもの。林道は一般車禁止のダート。キマダラヒカゲしか飛んでいなかったが、サカハチチョウを発見し、追いかけたが見失う。というより、ギンイチモンジセセリを見つけたので鞍替え。サカハチよりギンイチのほうがいい。土手の上のススキにとまったので、這い上って撮る。
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こんな所でギンイチモンジセセリに会うとは思いもしなかった。しかし、思えば、子供のころの北海道では、ギンイチは山の中のススキの原っぱが定番だった。
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チョウはとにかくいない。かわりに甲虫を撮っておく。1コマ目は不明だが、鬚が長くとても格好いい。2コマ目は飛んでいるのを払ったら、葉にとまったルリヒラタムシ。
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途中からジグザグではあったけれど、本格的は山道。咲いている花を撮りながら登る。しかし花も少ない。登山口付近に咲いていた花も含めて掲載。咲いていない花はエンレイソウらしい。
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登り始めて2時間。「平標山の家」という山小屋に着き、思いのほか飲んでしまった水を補給。そこからの景色。しばし休憩。左が平標山の山頂、真ん中が仙ノ倉山、その右のほうは谷川岳方面。
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小屋からすぐのところには、イワカガミが多かった。最初の1株。
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そして、キキョウとか、ハクサンコザクラとか、ミツバオウレンとか。
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この付近になると、天空に向かって木の階段が一直線に伸びていた。よく作ったものだと感心しながらも、やはり喘ぎながらの登りだった。この階段をきちんと撮っておくべきだったが、これには少しだけ写っていた。
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そして頂上。風が強く、寒い。あわててユニクロのジャケットを取り出した。この登山道を下った向こうが仙ノ倉山(2026m)。
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風が強すぎるので行くのを断念したが、少し、下りてみることにした。というのは、ここがお花畑。もうこんなに咲いているとは思わなかった。
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この日、旬だったのは、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ(?)、ハクサンイチゲ。しかし風が強すぎ。ゆっくりしていられなかった。
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登山道にいたミヤマハンミョウとツチハンミョウ。ツチハンミョウは多かった。ちょっと地底王国の住人のようで不気味。
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頂上付近には、アズマシャクナゲが多い。また、桜も咲いていた。ミネザクラというらしい。どちらも、背丈は1mに満たない。
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風が強すぎ、早々に下山。尾根道を下る。向こうは苗場山。
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途中で急斜面。ここでも木の階段。右は上を見あげたとき。天まで続く階段・・・
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やっとのことで平なところに出たとき、岩陰にアカモノを見つけた。
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松手山(標高1614m)付近から、上を仰ぎ見る。中央が平標山山頂。下を見下ろすと、新緑の絨毯。
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ムラサキヤシオも咲いていた。この森林限界から下はアカモノが多かった。二人とも大好きなので見つけるたびに撮っていたが、さすがに飽きてしまった。4コマ目は、オオカメノキ。
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途中、黒いアゲハも見たけれど、定番はやはりヤマキマダラヒカゲ。なかなかカッコよく撮れたと思う。
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ミズナラやブナが生い茂る急な登山道を下り、もう少しで終わりという地点。見上げると巨大送電鉄塔。少し下ったところには、マンサクが。法師温泉はもっと谷底だけれど、法師温泉のウラクロシジミはまだありかな。
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そして、登山口に無事帰還。そこにいた越冬クジャクチョウ。もっと清々しい新蝶ならよかったのだけれど、これが現実。登るとき案内の看板を撮影したのが9:01、クジャクチョウを撮ったのは15:02。約6時間の山歩きだった。
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法師温泉がメインの2日目は、群馬・新潟の県境にある平標山の登った。前日に登った三国山もそうだったが、驚いたのは延々と続く木の階段だった。ものすごい労力であったに違いなく、なんか申し訳ない気になった。それにしても、18-135ミリズームはストレスがなかった。小さな花から、遠くの山まで、この1本で撮れる。カメラ本体はちょっと重いが。


P.S.
この記事を書いた夕刻、外に出たら、自宅(マンション)の植え込みに飛んでいるものが・・・。とまったところを見るとヒカゲチョウ。本日の強風で飛ばされてきたものか。急いで部屋に戻りカメラをとってきて撮影。内臓ストロボを使用。
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by otto-N | 2013-06-19 15:15 | Comments(2)
Commented by banyan10 at 2013-06-19 17:31
平標は8月にベニヒカゲを撮影して蝶にはまるきっかけになった思い出の山です。
この時期はこんな花が見れるのですね。
アカモノは僕も好きな花です。
Commented by otto-N at 2013-06-19 22:05 x
banyanさん、そうでしたか!
8月に谷川岳に登ったことがありますが、頂上付近ではベニヒカゲが舞ってました。
平標山も似たような風情だったので、ベニヒカゲがいるんだろうなと思ってました。
アカモノはほんとに可愛いです。この3匹のアカモノはとても気に入りました。
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