たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.8.6 自宅から徒歩20分、代官山に行く。今では、随所にお洒落な街が生まれているが、このころは東京で一番お洒落だった。もう時代遅れかなと思ったら、とんでもない。少し前、リニューアルされ、お洒落度がパワーアップした。30代、東横線と山手線の交叉するあたりに住んでいたので、ちょっと土地勘がある。でも、昔の面影は半分以下、街並みは大きく変わり、昔の店はほとんどない。変わっていないのはヒルサイドテラスだけだった。テナントは変わっていたが・・・ ヒルサイドテラス側の舗道を探してもヤマトシジミは飛んでいない。渋谷よりに進んでから折り返し、新しい蔦屋付近にも全然いない。あきらめていたところ、舗道にメスのヤマトシジミが産卵のためか、カタバミにとまろうとしていた。 よく見ると、このメスの他、オスのヤマトシジミが飛んでおり、路地に入っていった。路地には丸太をくりぬいて作った花壇が放置され、雑草でいっぱいだった。どうやら、ここがヤマトシジミの溜まり場のようで、路地裏一帯にちらちら飛び回っていた。 ほんとうは雑踏を背景にしたかったのだが、路地裏のヤマトになってしまった。 ここは、30年前からのある「ハリウッド・ランチ・マーケット」という有名な店の左の路地。店自体は、古びた木造アパート風の1階。昔は木造だったが、よく見たら、建て替えられているようだ。休日は混んでいて店の中に入れないこともあるそうだ。(30年前ならともかく、今は全く縁のない店です) 路地裏のヤマト。片方が店の壁なので、比較的撮りやすかった。 都会の片すみの放置された花壇。こんなところで、たくましく、命をつないでいるようだ。 絡んだと思ったら、すぐ交尾成立。いつも拒否ばかり見ているので、とても不思議。 この花壇にいた真っ黒いメス。日陰なので、とても綺麗に撮れることができた。オスから逃げ回っていた漆黒のヤマト。 街角でヤマトシジミを多く見かけるようになった。しかし、いざ撮影しようとすると、なかなか見つからない。街角で見るのは、ふらっと、たまたま飛んできただけのようだ。公園に行くとおそらく街角よりは多いとは思うけれど、しばらく公園以外で探してみようと思う。 P.S. 8月4日の日曜日は、テニスだった。テニスクラブには大きなニッキの木があり、ときどき、アオスジアゲハが飛んでくる。アオスジアゲハがいるなと思ってボオーッと見ていたら、突然、目の前でもう1頭が絡んだ。と思ったら、すぐ交尾成立。カメラを持ってきていなかったので、近くにいた女性のスマホで撮影した。Hさん、ありがとう。
by otto-N
| 2013-08-09 16:06
|
Comments(2)
ヤマトシジミは芝生の間に生えたカタバミによく来ていますが、ああいるなと横目で見るだけでカメラを向けません。
こんなことではだめですね。 アオスジアゲハは素晴らしいチャンスに恵まれましたね。 とっさに他の人のスマホで撮るという、その光景が目に浮かんで笑えますが、気持ちはよくわかります。 おめでとうございます。
0
Commented
by
otto-N
at 2013-08-10 15:30
x
ダンダラさん、ありがとうございます。
アオスジアゲハの交尾は、みなさんのブログでもあまり見たことがないので撮っておきました。 今の季節、チョウらしいチョウに会うためには、自宅から1時間以上かかります。 半分は飛翔撮影の練習ですが、練習相手としては難しいかもしれませんね。 ピントどころか、一昔のサッカー選手のように、なかなか枠に入りません。
| |||||
ファン申請 |
||