たかがヤマト、されどヤマト

2013.8.22 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2013.8.28(記)

2013.8.22
久しぶりに雨が降り、朝からどんよりとした曇り空。LEDライトを持って、ヤマトシジミの開翅を撮りに行く。

近くの高層マンションの敷地は、改修工事のため、フェンスが張り巡らされた上、シートに覆われているので、ヤマトシジミはとても少ない。それでも、1頭飛んでいた。とまっても翅を開かないので、LEDライトを当てた。至近距離でもヤマトシジミはこの光を嫌がらないようだ。少し後ずさりするものの、飛び去る気配はない。気温が高いときは、LEDで翅を開く確率が高い。この個体も、全開とはいかなかったが、翅を開いてくれた。でも、ライトを消すと、すぐ翅を閉じる。閉じる前に撮影した。
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もう1か所のヤマトの溜まり場、サッポロビール本社前。しばらく来ない間にヒマワリがずいぶん大きくなっていた。マクロしか持って来ていなかったので、こんな写真しか撮れなかった。木の向こうは、通りを隔てて隣接する小学校。校庭で大騒ぎする休み時間のはずと思っていたが、静か。夏休みであることを忘れていた。
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ずいぶんイチモンジセセリが多かった。ヒマワリにも少しだけ来ていた。
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ヤマトシジミを探す。オスはほとんどスレていたけれど、新鮮なものもいた。少し明るくなってきたせいか、とまってすぐ翅を開く。メスも何頭か見つけた。新鮮な黒いメス、曇り空で撮るとなかなかいい。
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アゲハが飛んできて、1頭が別の1頭を追いかけていた。
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メスを追いかけていたのかと思ったが、両方ともオス。逃げても執拗に追いかけていた。
→両方ともオスではなくて、オスをメスが追いかけているようです。yodaさん、ご指摘ありがとうございました。
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ときどき、シャッターを切っていたが、何か変?と思っていたら、1頭増えてのバトルだった。
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ナガサキアゲハ♂が飛んできたが、すぐに行ってしまったので、ヤマトシジミをもう少し探した。オスは相変わらず似たような斑紋。綺麗なメスがもう1個体見つかった。
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暑くてカンカン照りの日が続き、ヤマトシジミは飛び回ってばかりだったが、曇りになると翅を開く。なんの変哲もないただの道端のチョウではあるけれど、それなりの美しさはある。一番の狙いは、黒いメス。新鮮なものは少ないが、漆黒の翅表はどうしてどうして、捨てがたい。下草に潜ってばかりいるせいか、無傷のものはほんとに少ない。

by otto-N | 2013-08-28 14:00 | Comments(4)
Commented at 2013-08-28 15:48
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by otto-N at 2013-08-28 17:39 x
鍵コメさん、よく見ていただき、ありがとうございます。
アゲハでは、メスがオスを追いかけるようですね。あまりにも、目鼻立ちがはっきりしていて綺麗だったので、オスかと思いました。
「オスは後翅前縁中央部に明瞭な黒斑」の意味が分かりました。
最後の2コマでは、それまでと入れ替わっていますね。

Commented by yoda-1 at 2013-08-28 19:51
鍵コメで失礼しました。
今自宅の図鑑で観ると、アゲハ♀雌夏型の後翅前縁の具合が分かり、最初の方の後側は♀雌で間違いないですね。
一般に、モンキチョウの求愛飛翔もそうですが、♂雄が♀雌の前に先取り飛翔して、♀雌にアピールしている感じの求愛飛翔が多いようです。
ですから、♀雌は関心があればその場でホバリングして♂雄を観ているのでしょうか。基本は♂雄の先回りだと思います。
最後の方では、第二の♂雄がやってきたので、乱戦になることが分かって、♀雌が早々にその場から離れている感じです。
Commented by otto-N at 2013-08-28 20:11 x
yodaさん、あまり深く詰めないもので、ご指摘、ほんとにありがとうございました。
モンキチョウの場合も観察していますが、チョウの世界も、なんとなく人間くさく面白いものですね。
いくらオスがアピールしても、メスの冷静ぶりは、鳥も哺乳類も人間も同じですね。
世界はメスで動いているのを実感します。(ちょっと脱線しました)
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