たかがヤマト、されどヤマト

2013.8.29 東京・多摩川河川敷 ギンイチモンジセセリ   2013.9.2(記)

2013.9.29
この日、朝起きてみると曇っていたので、急遽、多摩川の河川敷にギンイチモンジセセリを見に行くことにした。10時ころ、現地に着いてみると、雲はどこかに行ってしまい、カンカン照りになってしまった。晴れて気温が高いと飛び回ってばかりいるので、少し曇りの日を狙っていたのだが・・・。

河川敷の土手を下りたところで、すぐに1頭が飛んでいた。これなら、かなりの数が期待できると思っていたけれど、姿が見えない。やっと、見つけたのがこの1頭。すぐ飛ばれ少し追いかけ、何ショットか撮った。
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この個体、よく見ると、翅に糸くずみたいなものが付いていた。どうやら、飛んでいるうちに、草にこすられたりして傷んだ自身の翅の毛のようだ。追いかけなければ、こんなに傷まなかったかも?
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一応、ギンイチは撮ることができたので、花の咲いている広い所へ行ってみた。イチモンジセセリが多い中、ミヤマチャバネセセリを見つけることができた。ヒメアカタテハもいたが、とても敏感だった。
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また元の藪に戻り、ギンイチを探す。川と平行している道のような狭い踏み跡を進むと、ときおり飛んでくるのだが、すぐ藪の中に消えてしまう。しかたがなく、藪の中に入り込んだところ、晴れていても気温が低いせいか、飛び続けることはなく、すぐとまって休む個体が多かった。
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同じような横向ばかり、しかも方向まで同じ写真になってしまったが、後翅の一文字の中央付近に傷がない個体を探すのも1つの目的ではあった。銀白条の中央付近、短くクロスする楔か瘤のようなものは傷ではないかもしれないが、その上と下にほとんど傷があるのは不思議。それにしても、6本脚でしっかり草に掴まっている姿はとても可愛い。
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藪の中に数本の低い木があり、その中で少しは涼むことができる。チョウもここで涼んでいた。キマダラセセリ、ミヤマチャバネセセリ、涼んでいたわけではないがベニシジミ。
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何かと思ったら、ヒメウラナミジャノメだった。思わぬタイミングで翅を開く。
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少し別な場所に移動した。ギンイチがときどき飛んで来る場所があったが、まるでとまらないので飛翔用にレンズを付け替えた。
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縦に追わず横に追うと、思ったより確率が良かった。しかし、真横に撮れた姿は、とまっているものと変わらないので、あまり面白くはないです。
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オスのツバメシジミは多く、テキトーにカメラを向けたら写っていた。春先のものに較べるとずいぶん小さい。
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細い枯れ枝の先にとまって動かなくなったツバメシジミ。風が出てきたので、なかなかピントが合わず、かなりの枚数を撮ってしまった。
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河川敷には、葉がほとんどない紫の小花が咲いている。川にせり出したこの花の群落には、ヒメアカタテハが来ていた。風が強かった。
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暑くてたまらず引き上げることとし、帰り際、最初の場所に寄ると、まだ飛んでいた。この日、最後のギンイチモンジセセリ。翅を開くかと思ったが、13時44分。この時間ではムリですね。
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そして、この日、最後のミヤマチャバネセセリ。
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気温が少し低く日陰では汗がひくといっても、カンカン照りの河川敷はさすがに暑かった。ギンイチモンジセセリは飛び回ってダメだろうと思っていたけれど、すぐに藪の中でとまって休んでくれた。同じような写真ばかりになってしまったけれど、葉陰で、草にしがみついている姿はとても可愛い。


P.S.
毎日が暑い!9月3日、東京の空、16:29 & 16:51。
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by otto-N | 2013-09-02 14:18 | Comments(6)
Commented by H.A. at 2013-09-03 12:55 x
ギンイチかわいいですね。
終わりの方の写真なんかは夏型の割には白線が目立ちますね。
ミヤマチャバネセセリもいいですね?なぜ当地で見ないのかが不思議なチョウです。
Commented by otto-N at 2013-09-03 16:40 x
H.A.さん、子供時代、北海道では山の中のススキの原っぱのチョウでした。展翅しても、何もいいとこがなかったですが、写真に撮ってみると、実に可愛い。こんなに可愛いセセリはないですね。
夏型の白線は、光の当たり具合でしょうか。
ミヤマチャバネは北信にはいないのですか!名前を付けた人は大失敗したようですね。
Commented by naoggio at 2013-09-04 10:20 x
暑いさなか、河原歩きとはお疲れさまでした。
この時期のギンイチは春型とは異なるおとなしい模様ですが
これはこれでなかなか味わい深いものがありますね。
写真を拝見していて見に行ってみたくなりましたが・・・
Commented by otto-N at 2013-09-04 20:24 x
naoggioさん、・・・の続きは、「やっぱり暑そうで、ビビってしまいます」でしょう。
まあ、せっかく見つけた場所なので、春と秋には行って見守りたいと思います。
広い河川敷も、たまにはいいもんです。暑くてもね。
Commented by 22wn3288 at 2013-09-06 08:51
綺麗な銀白線の個体もいるのですね。
当地では地味な個体が多いようです。
飛翔写真も見事ですね。
Commented by otto-N at 2013-09-06 17:50 x
旅友さん、今、そちらのギンイチを拝見しました。
確かに、こちらのほうが、地色との差があるようで線がくっきり見えますね。
地域差があるのでしょうか。
飛翔写真はとまらないときの最終手段ですが、はまってしまいました。
(2~3日前、この河川敷は水浸しになったそうです。今は引いたようですが、ちょっと心配です)
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