たかがヤマト、されどヤマト

2013.9.12 東京・恵比寿 ゴマダラチョウ   2013.9.20(記)

2013.9.12
朝、買い物のついでにカメラを持っていく。9月に入ってから、いくぶん気温が下がったせいか、ヤマトシジミは飛ぶ速度が遅いような気がする。飛翔が少しは撮りやすい。このところ、ちょっと出かけるときでもカメラを持っていくことが多くなった。
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花壇にツマグロヒョウモンがいたので、飛翔を撮ろうとしたがなかなか飛んでくれなかった。逆光は難しいです。
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アカボシゴマダラがテリ張り(?)する場所があったので、夕方に行ってみた。アカボシはちゃんといてくれた。しかし、驚いたのはそのもっと上、大イチョウの樹上。2頭のゴマダラチョウが飛び交っていた。2頭とも遠くに行ってしまったが、すぐに1頭が戻ってきて、木のてっぺんにとまって翅を拡げた。高さは15mくらいか。しばらく、見ていると、ゴマダラはスクランブル発進を繰り返し、また、戻って翅を拡げる。一方、アカボシがたむろしているのはその下、地上から6~8m。アカボシはアカボシで、違うアカボシが来たら追い払い、どっちが勝ったのかはわからないけれど、必ず舞い戻ってくる。アカボシは決してこのイチョウのてっぺんには飛んで行かず、その下のほうを飛び回る。3コマ目がこの場所。超高層マンションの南側にある小さな公園。→がアカボシがとまる付近、↓がゴマダラのとまる場所。ゴマダラからはアカボシは見えないようだ。
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自宅に戻り、ほとんど使わない三脚を持ち出し、300ミリズームの置きピンで、ファインダーも固定し、その場所に飛んできたときにシャッターを切った。ほとんどは空振り。木の上を飛ぶので、置きピンの位置もいい加減。
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2013.9.18
さて、午後3時半。ゴマダラが来ているか行ってみると、アカボシともども、それぞれテリを張っていた。アカボシはとまる瞬間、翅を拡げてバランスをとっているようだ。ちょっと不器用。
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アカボシの飛翔は全く手が出ず、置きピンでゴマダラだけを狙う。上ばかり見ているので、首が痛む。痛いのでこらえきれず、下を向いたときに限ってファインダーの枠内に飛んでくる。2頭の絡みは撮れなかったが、4時半に撤収。
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2013.9.19
朝や昼には、ゴマダラもアカボシもいないようだ。夕方3時すぎに現れる。アカボシは低い位置、といってもずいぶん遠い。
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2頭の絡みはなかなか撮れない。ピントも合わない。首が痛くなる。
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2頭を見なくなったと思ったら、勝ったらしい1頭はとまったっきり動かなくなってしまった。
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アカボシゴマダラは、都心でも普通に見ることができるけれど、ふらーっと飛んできたり、吸水やメスが産卵しているシーンしか見ることはなかった。夕方、特定の木(イチョウ)に集まり、翅を拡げ、飛んできた仲間を追い払うためにスクランブル発進するというのは、とても面白かった。ゴマダラチョウは、今年はほとんど見ておらず心配だったが、こんな近くで、毎夕、樹上を飛び回っているとは気がつかなかった。それにしても、同じ1本の木の下と上で、テリ張りを住み分けているのは何とも不思議でしかたがない。

by otto-N | 2013-09-20 17:28 | Comments(2)
Commented by ダンダラ at 2013-09-21 16:48 x
アカボシとゴマダラのテリ張り、面白いですね。
テリ張りの高さが違うとお互い干渉しないんですかね。
それともやはり追飛したりしていたんでしょうか。
三脚に固定しての撮影、ご苦労さまでした。
Commented by otto-N at 2013-09-21 20:09 x
ダンダラさん、アカボシとゴマダラのどちらが強いか期待していましたが、アカボシはイチョウの梢の上まで飛んでいくことはなく、追飛シーンは見られませんでした。
低いところでアカボシはアカボシを、高いところでゴマダラはゴマダラを追っていました。
見上っぱなしなので首が痛く、1時間半が観察の限界でした。
狙いどおりの写真を撮れなかったせいもありますが。
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