たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.10.3 台風が過ぎ去った後、アサギマダラがもう少し増えているかもしれないと、自然教育園に行く。その前に、隣の公園を覗いてみた。 キツネノマゴ、イノコヅチの咲いている茂み、咲いているといってもよく見ないと判らないほどの小さな花だが、とにかく、この日はウラナミシジミは1頭も来なかった。その代わり、ヤマトシジミの青いメスを見つけたので、しっかり遊んでもらった。青いことは飛んでいるときにわかったのだけれど、日射しが強く、気温が高く(この日の最高気温は29℃)、湿度も高かったので、吸蜜しても、翅を開かない。そこで・・・。 キツネノマゴにも吸蜜するが、ほとんどはイノコヅチに吸蜜する。先日のウラナミシジミと同様に、吸蜜時間も長く、花から花へゆっくりと飛び回っていた(比較的ね)。どうやら、この個体、右の前翅に傷が1本。 最初は、翅を全く開いてくれなかったが、日が少し薄くなったとき、半分だけ開いてくれた。このアングルでは絞りを開けすぎていた。頭部分しかはっきり写っていない。 イノコヅチではやはり淋しいけれど、今秋の青メス第2号。 やはり、ピンクのキツネノマゴに来て欲しかった。3コマ目は、茂みの奥に翅を開いていたほとんど青くないメス。 最後はオスに絡まれてどこかに飛んでいってしまったけれど、ムラサキシジミもイノコヅチに吸蜜しにきていた。これも、ちょっと追跡。飛んだりとまったり、右手に広角ズーム、左肩に100ミリマクロ。結局、とまって翅を開いても、左肩からカメラを外し、右手に持ち帰るときに、チャンスを逸してしまう。どちらかに専念しないとダメなようだ。 珍しくこの茂みに出てきたヒメジャノメ、いつも飛び回っているキタキチョウ。キタキチョウの黄色い翅は色を出すのが難しい。飛翔は、読み込みにすぐ詰まってしまうのでJPEGだけで撮っている。今のところ補正はこれでめいっぱい。黒縁が薄い個体だった。 さて、そろそろ、ヤマト青メスのシーズンに入ったようだ。青メスのスーパーブルーの新鮮個体をなんとかしたいが、もう少し寒くなってからかな、と思っても、もうこんなに青いのが出ている。油断は禁物かもしれない。ムラサキシジミは、昨年より多いようだ。昨年少なかったムラサキツバメも、今秋は多いことを期待しているけれど、さてどうなるだろうか。
by otto-N
| 2013-10-05 14:20
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