たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.11.1 さて、11月。朝から晴れ。ムラツはまだかぁー、と自然教育園に出向く。 自然教育園では、ムラサキシジミはあちらこちらで見られるが、ムラサキツバメの出る場所はかなり限定される。マテバシイ自体が目につく所にはないので、近くから飛んでくるのかもしれないが、それはさておき、ムラサキシジミの高出現ポイントは、ムラサキツバメと同じ場所。カラッと晴れた日の午前中、日が当たる地面に下りてくる。 昨年は、さっぱりだったのに、ムラサキシジミがよく出てきてくれた。2コマ目、ムラサキツバメは斜めになって日光浴することがあるけれど、ムラサキシジミでも見られた。斜めになっていた時間はそう長くはなかったが。 オスは今季初めて。どういうわけか、毎年、メスのほうを先に見る。 ムラサキが輝く位置に回り込んで撮るのだけれど、回り込めないと翅の傷みが目立つ。 同じ個体もダブって撮っていると思うが、この日はメスよりオスが多かった。 ほとんど正面。このブルーは輝きすぎ。 オスの深いブルーのほうが好きだが、メスの明るいブルーも魅力的。 ムラサキシジミはたくさん出てきたけれど、肝心のムラサキツバメは全然あらわれなかった。園内を一巡してから帰るつもりで、ポイントに戻ると、今まで日に当たっていなかった場所に日が当たり始め、1頭が落着きがなく飛び回っていた。そのうち、低い葉にとまった。まず望遠で撮影し、距離を詰めながら開くのを待つ。そして、開いた。時間は11時50分。 とても綺麗なメスだった。さらに近づき、マクロで撮影。たっぷり日を浴びた後、あっさりと飛んでいった。 この日撮った他のチョウたち。ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ。妙にオレンジ色したウラギンシジミ。 昨年は、教育園のムラサキツバメはさっぱりだったけれど、今年は現れた。これからも確実に出てくれるかどうかはわからないが、まだまだチャンスがありそうだ。
by otto-N
| 2013-11-07 21:58
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