たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.12.12 旅行から帰って来た翌日、ヤマトシジミの様子を見に行った。10時半では、まだ寒いせいか日だまりには何もいなかったけれど、昼すぎに再び行ってみると、元気よく飛び回っているメスが2頭いた。1頭はボロボロだったが、もう1頭はこの時期としては珍しく、ピカピカの個体だった。 ピカピカの個体は、とても敏感で影が近づくだけで飛んでしまう。しかし、遠くに行っても、すぐに、この小さな日だまりに戻ってきた。とまると、すぐ太陽の方向に翅を開く。そのたびに、姿勢を低くし、太陽の方に回り込んだ。 この新鮮さは、ほんとに珍しいと思う。ただ、寒い日が続いていた(と思われる)のにかかわらず、青い鱗粉はさほど載っていなかった。咲いているカタバミは、もうわずか。吸蜜に余念がなかった。 もう12月中旬。カタバミの花もめっきり少なくなった。ヤマトシジミは、風が遮られた日だまりにしか来なくなったようだ。いつもオスは追いかけられているメスだが、翅がまだ虹色に輝いていたこの日のメスは、新な命を継ぐむことができるのだろうか、オスは1頭も見なかったので、ちょっと気になった。 (アフリカのケニヤに動物見物に行ってきた。想定済のことだけれど、ゲームサファリ中、チョウが飛んでいても車外には出られず、泊っているロッジの敷地から出ることも禁止なので、チョウは少ししか撮影できなかった。この旅行については、年が明けてから記載することとして、なかなかワイルドなものでした)
by otto-N
| 2013-12-13 16:06
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