たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.12.5 夕刻 ナイバシャ湖の畔にある「レーク・ナイバシャ・サゥエラ・ロッジ」に着いたのは午後3時。着いてすぐにボートサファリに出かけるという。幸い雨は上がっており、長袖の他にウィンドブレーカーを着こみボート乗り場に向かった。 ロッジは軽井沢風、もう少しわかりやすく言えばゴルフ場風。こぎれい。2階建ての建物の周りは芝生。出てみると、大型の鳥が数羽。ぎょぎょっ、アフリカハゲコウだった。これでもコウノトリの一種。何度か見ているが、ホント薄汚い。もっと目元を撮りたかったが飛ばれてしまった。 ハゲコウ、薄汚くてもさすが大型。飛んでいるときは、なかなかの迫力だった。 ボートは、6人乗り程度の細長いプラスチック製。客は我々2人だけ。ロッジ専属のガイドに鳥や動物のいるポイントに連れていってもらう。水鳥が主体。ボートが出ると、水の中に人が・・・。どうやら、魚を網に追い込んでいるらしい。この寒さの中で。漁師はあちこちにいた。 最初に目についた鳥は、ウ。あちらこちらの木の上に群れていた。 ナイバシャ湖は、直径13km、水深平均5mと書いてあった。しかし、雨季に湖は広がり、乾季には縮む。今は水が多い季節。 カバの群れに近づく。じっとこちらの様子を伺っていた。 岸には、バッファローとカバ。カバは上目使いでこちらを見る。 そして、正面顔。 ペリカンが多かった。この湖は山の中にあるわけではないようだった。背景に人家が写っているし、電柱もすぐそこ。町にも近い。 ボートがペリカンの群れに近づく。一斉に飛び立つ。 すぐ目の前。すごい迫力。 ペリカンはどんどん遠ざかる。 ペリカンがいなくなったと思ったら、別の鳥の群れが飛び立つ。たちまち、空はこの鳥でいっぱい。 岸にキリンが4頭。かなり遠かった。シマウマも木陰に。ヌーもいた。 ワシが2羽。頭が白いサンショクウミワシ。魚を主食としているとのこと。曇り空なので、シルエットとしか写らない。パピルスもシルエットとして写っていた。ナイバシャ湖にはパピルスが多い。 鳥たち。曇っていても、白い鳥は白トビしてしまうので、常にアンダーで撮っていた。これが裏目に出て、色が出ない。夕方のことであるし、仕方がないのかも。 この湖で一番の美鳥、アフリカトキコウ。目元が愛嬌たっぷりというか、なんか複雑な目つきだった。 突然飛びたったペリカン。 ウォーターバック。肉食獣に襲われると水の中に逃げ込むとのこと。水辺から離れない。こちらをちょっと見てから再び食べ始めた。 でも、こちらが気になる様子。 湖全体の写真はなかった。たぶんあまり感じなかったのだろう。群れで泳ぐペリカン。先ほどのコロニーとは別のカバ。パピルスの茂みの間で、冷たい水の中、魚を追い込む漁師たち。 4時30分ころボートサファリ終了。ロッジに戻ったとき、芝生の中にツキノワテリムクドリがいた。胸に白い毛があることからツキノワという名前がついたらしい。4コマ目の目つき、なかなかいい。 夕方の曇り空、鳥や動物がいてもちゃんと色が出なかったけれど、雨が止んだだけでもラッキー。夕食に、魚料理を期待したが、その気配は全くなく、ブュッフェスタイルでお肉。ここでも観光は閑期らしく、レストランはガラガラだった。 (ケニア旅行 (8) に続きます)
by otto-N
| 2014-01-20 17:39
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Comments(2)
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