たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.3.17 ウィンドブレーカーを着たら暑く、半袖なら少し寒く、長袖でちょうどいいくらいの暖さ。ツマキチョウを少しは期待して、区内の公園に行ってみたものの、やはり、白いチョウはとんではいない。先日のキタテハのリベンジあるのみ。 昼前にはまだいなかったが、正午すぎ、この原っぱにキタテハが現れた。でも数は多くはない。同時に2頭がいいところ。2頭が出会うとたちまち青空に舞い上がり、しばらく帰ってこない。帰ってきたのを待ち、飛翔を撮ろうとするが、やはり近づけない、というよりカメラから逃げられる。画面には入ってはくるものの、99%は遠すぎてピンボケ。近寄れないので撮影距離を30~40cmに設定にしても、このありさまだった。速すぎて追いつけない。かろうじての数枚。同時に見るキタテハの数は少なかったけれど、翅の破損具合から、入れ代わり立ち代わりこの原っぱにやって来るようだった。 こちらとの距離を見計らったように飛び回る。 これは完全な日向ぼっこの場所。ゆっくり飛んでたので撮れたけれど、小さくしか撮れなかったのでトリミングせざるを得なかった。 2頭のバトル。すぐ舞い上がり、シャッターを切ったときには後の祭り。2コマ目、ちょっと惜しかったと眺めていたら2頭だった。3コマ目、カメラは左に向いているけど、キタテハは右に急旋回。いつも手首を返しての撮影が強いられる。 飛び上がるのを待っていたら、冬眠あけとは思われないあまりにも新鮮な個体。それならば静止撮影と、ワイ端(17ミリ)からテレ端(50ミリ)にズームして、翅が完全に開くのを待っているうち、飛ばれてしまった。でも、飛んでいった先は、猫の額ほどの菜の花の花壇。花壇に駆けつけ、そのまま50ミリで撮った。このタムロン17-50ミリは、緊急事態には使えそう。 吸蜜に夢中のようなので、100ミリマクロのつけたもう1台を取りに原っぱまでとりに行き、なるべく背景に黄色が多く入る位置を探す。狭い場所だったので花壇に入らなくてすんだ。 吸蜜を始めたのは午後2時ころ。それから30分以上、菜の花から離れなかった。もっと早い時間に別個体も吸蜜していたが掲載は割愛。 暖かい日が連続しないせいか、まだ、モンシロチョウも出ていなかったけれど、冬を越したとは思われないほどきれいなキタテハを菜の花バックで撮れたので、よしとしよう。でも、飛翔は速すぎ、ムズカシイ。帰り討ちにあってしまった。なにせ、飛翔だけで850枚を超えたんだから。PC画像のチェックで気分が悪くなってしまった。飛翔を撮るにはもっといい場所を選ばねば・・・。
by otto-N
| 2014-03-18 13:20
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Comments(14)
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22wn3288 at 2014-03-19 08:35
菜の花とキタテハの組み合わせは素敵ですね。
春の始めを思わせます。
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otto-N
at 2014-03-19 20:57
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otto-N
at 2014-03-19 21:06
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Favoniusさんにそう言っていただくと、かなり嬉しいです。
とにかく、速くて近づけず、これまでで一番歩留りが悪かったです。 カメラの向きからチョウも影かと思ったのですが、一応、本体でした。 すぐ上昇するので、手元で絡まない限り撮るのは難しいですね。
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otto-N
at 2014-03-19 21:13
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HOUNOKIさん、このスタイル、一番の利点は最良の一枚を選ばなくてもいいところにあります。
アフリカ・シリーズをやっているとき、横3コマがまとめやすいことに気がつきました。 画像を並べているときは、楽しいもんですよ。中にはピンボケも混じってますが。
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otto-N
at 2014-03-20 15:49
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ダンダラさん、数を打ったので少しだけ当たりました。
フレームに入ることは入っていたのですが、ほとんど距離が遠くての失敗でした。 ボケのことまで考えが及びませんでしたが、なんとかこのレンズを使いこなしたいと思ってます。
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otto-N
at 2014-03-25 17:18
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H.A.さん、ここの菜の花はすごく狭いんです。ボロが出ないように苦労しました。
モンシロチョウをアップしましたけど、同じ場所です。 飛翔は数の問題もありますが、中には少しは遅い個体、遅い瞬間があるようで、その個体に目をつけてます。 飛翔はなかなかうまく撮れず、悔しさのあまり、今、ハマってます。
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fanseab at 2014-03-25 21:47
キタテハの飛翔はなかなか難しいですよね!
置きピン50cmならともかく、30cm以内に設定するのは至難の業 です。撮れたにしても追いかけモードになって、あまり迫力のある 絵にならないのが悩みです。
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otto-N
at 2014-03-26 18:28
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fanseabさん、キタテハは速いです。
少しずつ置きピン距離を遠くし、40cmほどだったと思います。 それ以上遠いとキタテハが小さくなりすぎますが、欲張らずに50cmくらいが実力相応の距離ですね。 こちらに向かってくるのをカウンターで撮りたいところ。しかし、敵は距離を見切ったように方向を変えますね。 完全に遊ばれていました。
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itotonbosan
at 2014-04-09 21:24
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キタテハはシータテハに似ていてどこが違うのか
分かりませんでしたが,やっと違いを見つけました。 キタテハの足を見ました。4本足で体を支えていたので驚きました。 前足が退化しているからです。 その退化した前足をオオウラギンスジヒョウモンの写真で確かめることができました。
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otto-N
at 2014-04-10 20:29
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itotonbosanさん、まだ遭遇していませんが、シータテハに似ているキタテハは判りにくいでしょうね。
確かに、タテハ類は4本脚です。チョウを撮る時、脚まではっきり撮ると面白いかもしれません。 中には前脚をちょこんと折るのもいます。
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