たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.3.24 連休は暖かくなり絶好のチョウ日和だったけれど、テニス日和でもあった。30年通っているテニスクラブは練馬区にあり、今は住宅地だが昔むかしは大根で有名だったそうで、まだまだ近くには野菜畑も残っており、テニスの合間にモンシロチョウくらいは撮影できたのだけれど、その畑が突然なくなってしまった。マンションか何か建てられるらしい。まだ新生蝶は撮っておらず、休日明けの月曜日、もうモンシロチョウくらいは出ているだろうと、前の週にキタテハを撮った公園に出かけた。 午前中はまだそれほど暖かくはなかったので、出てくるのは午後だろうと予想。でも、ここは環状6号線の少し内側の公園。モンシロチョウさえ数は多くはない。飛んでいるのを見つけるたびに駆けつける。とまらないことを前提に、最初から飛翔あるのみ。 なかなかとまらないけれど、寒いせいか、ときどき地面や枯葉の上で翅を休める。でも背景がきたなく絵にならないので、どうせ撮るなら飛んでいるところと、ひたすら走るまわった。 平日の公園の昼下がり。この日は春休みの子供が多かったけど、シルバーさん(私もだ)とベビーカーの若いきれいなママさん、犬の散歩の人たちが、防衛庁関係の建物に囲まれたこの公園のメンバー。 公園の背後は政府関係の宿舎。(冒頭の4コマ写真の建物は北側にある病院) バスケットの練習コートがあり、春休みのせいかとても賑わっていた。モンシロチョウの背景に入れたかったのだが、まるで飛んで来なかった。春休みの子供が遊ぶ、せめてもの1枚。 菜の花が3か所に咲いており、ここが一番広い。といっても幅2m。向こうはグランドのフェンス。花のまとわりつくチョウは比較的撮りやすい。といっても比・較・的。いつものようにピンボケの山だった。 背景の全面が菜の花という風に撮りたかったが、菜の花が狭くてムリだった。 この感じはなかなかいいと思うのだが、菜の花の黄色を明るくすると、モンシロチョウの白が飛ぶ。 モンシロチョウは花壇の花にも吸蜜していたが、菜の花が一番よく似合う。もう撮りあきたとは言え、マクロで撮らない手はなかった。 逆光で翅が透けているのが一番好きかもしれない。 午後2時過ぎ。キタテハも複数頭、菜の花にやって来た。それまで全然来なかったのに、この時間帯が彼らの吸蜜時間か? やっと新生蝶を撮影できた。ほんとうはツマキチョウ狙いだったのだけれど、豆桜が咲き始め、染井吉野の蕾も少し膨らんできた。もう1週間くらいで飛び回ってくれるだろう。
by otto-N
| 2014-03-25 17:22
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Comments(6)
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himeoo27 at 2014-03-25 21:25
この時期のモンシロチョウは小さく、俊敏なので
写し難いですね! 「左端に蝶&右端に子供」の写真素敵です。
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22wn3288 at 2014-03-26 09:06
モンシロチョウも飛翔はいいですね。
菜の花に止まる逆光のモンシロ 最高だと思います。
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otto-N
at 2014-03-26 19:25
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himeooさん、出たてのモンシロチョウは、かなり広範囲に飛び回っている感じがしますね。
実は、数日前、この公園で4月から小学校という2人の女の子と一緒にキタテハと遊んでいました。 女の子はキタテハをなんとか取りたくて、私は撮影したくて。 撮った写真の中で、女の子の目線の先は飛んでいるキタテハというのがありました。残念ながら、キタテハはピンボケ。 この日も、遊びに来ているかなという期待もあったのですが、フラれたようです。
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otto-N
at 2014-03-26 19:34
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旅友さん、まだ都心では新生蝶は少なく、モンシロチョウと遊んでいました。
でも、飛翔撮影というのは、蝶への虐待かもしれませんね。 シロチョウ類は、順光より逆光のほうが好みで、逆光側へすぐ回り込む癖がついてしまいました。
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otto-N
at 2014-03-27 14:47
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