たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.3.25 都心にある国立の施設・自然教育園。そろそろ新生蝶が出ているころと思って、本格的に出かける。 今年の教育園の春の花はしょぼい。数が少なく、なんか元気がない。これは、3月19日に撮ったもの。このうち、アマナ以外は多くの場所で枯れ始めていた。他にスミレがポツポツ、ニリンソウが咲き始めたかな。 ツマキチョウが出てもいい陽気だったけれど、待てど暮らせど現れない。水生植物園という区画にある遊歩道に出てきたのは、ルリシジミのオス。ときどきはとまるけれど、飛び回りっぱなし。 この遊歩道、輪切りにした木が植えこまれており、ときどきチョウがとまって吸水している要注意ポイント。このルリシジミ、鳥の糞がお目当てらしい。 こうしてトリミングすると、まるで、円形舞台。 遊歩道を行ったり来たり。ときどき、ロープの外に出るけれど、すぐ戻ってきた。 正面顔も撮れた。陰も一緒に写っていると、とても嬉しい。 目まぐるしく、右へ左へ旋回する。とにかく、順光側に回り込む。 いつもここを散策している人が多いのだけれど、この時は1人も来なかった。ラッキー! ルリシジミが行ってしまった後、ベンチに腰掛け、ツマキチョウを待つ。しかし、飛んでいるのはキタキチョウだけ。少し撮る。でも、ロープの内側だけ。晴れているとキタキチョウの黄色はすぐ飛んでしまう。黄色が出たと思ったら背景は暗く沈む。薄曇りの日がいいのかな。 キタテハも飛んではいたが、出てきたのはルリシジミだけ。帰り際、日陰のアセビを見たらムラサキシジミ。ここで見ることは滅多になく、少し撮影。 その後、管理棟の近くの道路際で、葉にとまっているルリシジミを見つけた。飛ばれたとき、あわてて飛翔を撮ったが、ピンは来なかった。メスとばかり思っていたけれど、写った表翅からはオスだった。 まだ、桜の蕾もあまり膨らんでいないので、ツマキチョウはまだ少し先らしい。ルリシジミの飛翔を撮影できたけれど、小さいのでかなりトリミングした。もう少し近づいて撮るとよいのだが、すばしっこいし、近すぎると自分の影の中に入ってしまう。ズームを長くする手もあるけれど、フレームアウトが気になるし、試行錯誤を続けるしかないでしょうね。 P.S. 画像がうるさくなるので掲載をしませんでしたが、せっかく苦労して4コマにしてあったので、追加しました。とにかく、遊歩道、足元での飛翔です。
by otto-N
| 2014-03-27 15:06
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Comments(6)
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midori
at 2014-03-27 18:39
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美蝶ルリシジミ、よくこの条件下で飛翔シーンが撮れますね(O_O)。脱帽です。
ムラサキ吸蜜もナイスショットですね。 よくがんばった、と褒めたくなりますね。
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otto-N
at 2014-03-28 17:27
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midoriさん、飛び回っていた場所が細くて幸いしたのだと思います。6分間で撮ったのは187枚だったので、近来稀に見る確率でした。
今日はルリに2回遭遇しましたが、惨敗でしたので、ただのラッキーです。 日陰での翅の傷んだムラシの吸蜜、なかなか味がありました。 (今日、教育園でツマキチョウが出ました)
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otto-N
at 2014-03-28 17:34
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H.A.さん、都心では普通種でさえも、数は多くはないのが普通です。
それで、いかにチョウと遊ぶか、いや遊んでもらうかがポイントとなります。 数少ないチョウに遊んでもらうには、飛翔が一番ということで、ハマってしまいました。
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otto-N
at 2014-03-29 20:01
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Akakokkoさん、とまらないのは飛翔撮影しますが、とまるかとまらないかの判断が難しいです。
数打ちゃ当たるかもと、いいかげんな撮影です。 もっとも、その後のPC画面で気分が悪くなりますけど。 クモツキは、そんなに走ってましたか?
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