たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.4.2 天気予報では曇りだったけれど、晴れた。翌日から雨の予報。桜満開のラストチャンス。風もなく、前日よりも気温が高い。 ポイントに着いた早々、ツマキチョウが出てきた。しかし、なかなか射程の入らないので、置きピンを30cmから35cmに伸ばすかどうか迷ったけれど、チョウが小さくなるのでやはり30cmのままにした。たびたび、オスが2頭で絡む。しかし、うまく撮れなかった。2頭同時にピンがくるわけはないのに、2頭を狙ったのがそもそものまちがい。 さて、問題の桜満開の背景。しかし、桜が向こうに見えると言う位置にはなかなか飛んで来てはくれない。かろうじて、飛んできても、ここでは逆光。それでもいいと追いかける。手ごたえがあったのはこの1枚だけ。でも、桜は暗い。 次の瞬間、ツマキチョウは上に舞い上がる。惜しい!翅が少しフレームアウト。 晴れの日が続き、気温も少し高いせいかツマキチョウが頻繁に現れる。前日までとは大違いだった。だけど、寄れない。あと10cm。長い長い10cm。ロンゲスト10cm。フレームに入っても遠すぎてのピンボケ。ピンがきたけど、背景がうるさいものでトリミングした。3コマ目、表翅から透けて見える唐草模様は、飛んでいるときもチャームポイントだ。 下草がごちゃごちゃしすぎ。この4コマもトリミング。頻繁にやって来るロープ際は背景が問題。 いつも後追いばかりになってしまう。最後はぐっと腕を着き出すが、そのまま飛び去られる。また来いよなぁと後ろ姿を見送る。 午後に入り、もう飛んでこないと思って、引きあげようとするたびにやって来る。諦めずに頑張る。まさにガンバル。いつもの場所ではない所にフラフラしていた個体を見つけた。そのまま飛んでくれれば、朝とは太陽の位置が違うので、背景の桜が順光になる。地上30cmの飛翔、ロープより低い位置を並走する。上に舞い上がるまで、2枚撮れた。 舞い上がった瞬間、頭はこっち向き。うーん、少しカメラが上を向いていた。 そして、次のショット。ちょっとだけ遠く、ジャスピンではなかったが、桜も入っていた。 晴れた暖かい日が続いたせいか、やっとツマキチョウの数が増えてきた。なんとか満開の桜を背景に飛んでいる姿を収めたいと、連日、通っていたけれど、なかなか思うようには撮れずに終わってしまった。また、来年があるし、ツマキチョウは、もう1か月は街中を飛び回るはず、まだまだ楽しませてもらおう。でも、ツマキチョウは上下動の少ない飛び方だ。一番撮影しやすいチョウなので、ちょっと悔しい。 P.S. この日、トラフシジミが3か所に現れた。残念ながら撮影はできなかったが、春トラフ、昨年は1頭しか見なかったので、今年は期待できるかもしれない。
by otto-N
| 2014-04-04 09:31
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