たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.4.14 まだツバメシジミのメスを見ていない。近くの公園に、といっても徒歩15分かかるが、行ってみる。 9時半もすぎたというのに、オスさえ見つからなかった。やっと、1頭どこからか飛んできたのが10時ころ。すぐ開翅したがスレ個体。一応撮っておこうとしたとき、新に来た1頭と絡んだ。新しいほうは結構新しかった。 その後、例によって飛翔撮影の練習。途中で一回り大きなオスもやってきたが、これはボロ。そして、ついにメスも1頭。だが、しかし、ボロボロだったのでちょっと撮っただけ。そのうち、オスに追いかけられどこかへ消えた。ときどき、摺れたほうと区別がつかなくなるが、きれいな方を追う。 このポイントは、20m×15mほどの狭い草地。草は冬の間に刈られているので、チョウの隠れ場所もない。ここで発生しているというより、この時間にどこからか飛んでくるようだ。1昨年前は、少し離れた場所に草丈が長いまま残されたスペースがあったので、そこに必ずメスがいた。でも、昨年からは、全部刈られてしまいメスは見つからない。 モンシロチョウもいるけれど、アゲハがときどき飛んできた。どうやら、柑橘系のしょぼい木があり、そこへ産卵していた。ロープで仕切られた木の下、土が露出しているが、昨年までは刈られず残った草があり、ここにメスが優雅に翅を拡げていた。その周りにはオスも。数が減っただけなのか、枯草がないから来ないのかその因果関係は判らない。 11時半も過ぎたので、ここを撤収し自宅に戻る途中、ツマキチョウが飛んでいるのではと思い、Sビール本社に寄る。花壇が少し整備されていた。ツマキもモンシロもいなかったけれど、花壇の中に何とコミスジ。吸蜜したり休んだりしているが、近くには出て来ない。 やっとマクロで撮れる距離。でも半開翅の横からからしか撮影できず。 もう少し近づいて広角で撮りたかった。花壇はネモフィラともう1つ別な白い花の間に赤いチューリップ。吸蜜していたのはネモフィラ。少し引くとこんな感じ。角度が違うが、もっと引くとあでやかな、さすがプロの作った花壇。昼休み時間だったので、向こうでサラリーマンの大きなあくび。チョウを入れて撮りたかった。 2014.4.15 朝から晴天。今日こそはと、自然教育園に行く。でも、トラフシジミは1頭、地を這うように飛んで行ったのをみただけ。 たった3日間、留守にしただけで、ツマキチョウはメスが増えていた。ツマキにはムラサキケマンがよく似合う。 メスの飛翔は遅いので撮りやすいはずだが、うまく撮れなかった。2、3コマ目は、なぜか、ムラサキシジミのメスの飛翔。 ヤマブキも色褪せた。でも、オスはせっせとメスを探していた。 毎日、自然教育園に詰めている方に聞くと、数は少ないが見ない日はないという。でも、ここまで空振りが続くと、やはり疲れてくる。ツマキチョウもそろそろ飽きてきた感じだし、ツバメシジミのメスも見つからない。明日はどうしよう。
by otto-N
| 2014-04-15 21:10
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Comments(4)
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Sippo5655 at 2014-04-16 21:41
もう、コミスジが出てますか~♪
ツマキチョウまさに最盛期のようですね! 花壇のお花たちの色彩も綺麗・・・ あは、あくびするサラリーマンも楽しいです(≧∇≦)
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22wn3288 at 2014-04-17 08:40
都心にもコミスジが居るのですか。びっくりします。
花壇の花の中のコミスジ 都会ならではの風景ですね。
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otto-N
at 2014-04-17 15:03
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otto-N
at 2014-04-17 15:08
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旅友さん、都心には、皇居とか明治神宮のような大きな緑地が、コンクリート砂漠の上に点在し、周辺の住宅街よりかえって緑が多いくらいです。
あまり花壇のチョウに魅力はなかったのですが、これも都会の風物詩。撮らない手はありませんね。
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