たかがヤマト、されどヤマト

2014.5.9 東京・高尾山麓 ウスバシロチョウ   2014.5.16 (記)

2014.5.9
毎年、恒例になってしまった高尾山の麓にウスバシロチョウを見に行く。ウスバシロチョウの他にも、少しは楽しみがある場所ではあるけれど、ずうーっと歩きっぱなしになる。

いつもながら、現地到着は10時半すぎ。晴れているのでウスバシロチョウがとまるわけがない。いきなり、21ミリで飛翔を追いかける。
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最初はなかなか近づけなかった。こんなにふわふわ飛んでいるのにどうしてダメなのか不思議なくらいだ。
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鉄塔と青空が偶然入ったのをモニターで見て、上から見下ろすよりいい感じ。なるべくウスバシロを下から撮ることにした。
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飛んでばかりでなく、疲れたのか葉の上で休む個体もいた。まだ、飛び慣れていない羽化直だったかもしれない。
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30分もここで費やしてしまい、次の場所へ移動。途中、オナガアゲハが飛んでいたので、もしやと思って、川底を覗くと、やはり吸水中だった。オナガアゲハ3頭とカラスアゲハ2頭。ミヤマカラスアゲハはいなかった。日が照っているときは翅を閉じ、日が翳ると翅を全開にする。この日、不本意ながら、初めて気がついた。
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下には降りることができないコンクリートの川底。沢蟹の死骸が転がり、全然美しくない。側面に生えている草が邪魔でピントが全部になかなか合わなかった。2コマ目はまあまあ。
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吸水しながら常に動いていた。欲張らずにこの3頭を撮っておく。
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しばらく翳っていたけど、急に日が射す。この時はまだ翅を開いていたが、すぐに翅を半分閉じ、落ち着かなくなり、飛び始めるのも出る。これ以上粘っても大きな変化はなさそうなので、先を急いだ。
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ウスバシロチョウの第2ポイント。ハルジオンが咲いているが、とまる気配なし。太陽を入れて撮る。
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ここは、西向きの斜面。上から見下ろすと俯瞰的に撮ることができる。でも、斜面というのは足元がずり落ちる。平行に追いかけるのが無難。
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左の翅がブレて右だけとまっていた。シャッターは1/2000秒。
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背景に難ありだが、ウスバシロ、これまでで一番の出来。
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もう12時半。ミツバウツギでアオバセセリを見つけたが、遠いしブレブレだった。ここにいつもいるオナガアゲハ。だらんと宙吊りのポーズ。翅が少し透けるところがいい。
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林道には、例年になくサカハチチョウが多かった。多いといってもコミスジと同じくらい。昔はサカハチで溢れていたそうだが、今は全くその面影はない。
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ずいぶん赤いと思い、開くまで粘った。
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多くはこの程度なので、やはり赤いと言っていい。
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サカハチチョウの飛翔。思ったより素早い。これらは、ちょっとトリミング。
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ウスバシロチョウの吸蜜、ここでやっと撮れた。やはり、ヒメジオンのほうがいいと思う。
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ヒメウツギ街道。アオバセセリは全く見ない。その代り、ちょっと遠かったが、クモガタヒョウモン。
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林道の水が滲み出したところには、オナガアゲハとカラスアゲハがいる。一度、舞い上がるとなかなか敏感だった。カラスだけを追う。
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14時半。空に雲が拡がってきた。葉の上のウスバシロチョウ。新鮮。
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もう期待がもてないので、林道を下る。林道の入り口の、昼にアオバセセリがいたウツギにカメラマンが3名。2名はすぐSさん夫妻とわかり、声をかける。アオバセセリがいるという。上を見上げると確かに1頭が飛び回っていた。でも、遠くて暗い。何度シャッターを切ってもピンボケだったが、低いところに一瞬降りてきた。ラッキー。その後粘るものの、暗くなってきたので16時撤収。
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この日の第1目的は、ウスバシロチョウの飛翔撮影。レンズを替えたので、どのくらい撮れるか楽しみだった。というのも、最初だけの話。全然、ピントが合っていない。こんなにゆっくり飛ぶのに撮れないなんて、情けない。そのうち自暴自棄。やっぱり、数打ちゃ当たるの世界を再認識した次第でした。(Sさん、駅まで送ってくれてありがとうございました)

by otto-N | 2014-05-16 20:59 | Comments(6)
Commented by fanseab at 2014-05-17 22:52
ウスバシロの飛翔は簡単そうに見えて意外と苦労しますよね。
置きピン位置付近に近づいた瞬間に急に身を翻す動きが曲者で
ピンを外すのです。
「赤いサカハチ」は♀ですね。その下に例示されている個体が♂
です。サカハチもご指摘の通り、数10年前頃は、高尾山麓に
それこそ豊産していたのですけどね。激減していると思います。
Commented by みき♂ at 2014-05-18 05:07 x
こんにちは。
カラスアゲハ♂、新鮮なのでしょうか、なかなか侮れない美しさです。
ウスバシロチョウ、otto-Nさんがどんな風に撮られるか楽しみにしておりましたが、やはり流石ですね。
私ももっとチャレンジしないと…と思いました。
Commented by otto-N at 2014-05-18 19:21 x
fanseabさん、確かに、間合いを詰め、ここぞというときにピン距離から方向を変え、悔しくなりますね。
サカハチは、普通より赤いし、なんとなく丸っぽいのでメスかと思ってましたが、判定は難しいです。
減ったとはいえ、今年は微増でした。
Commented by otto-N at 2014-05-18 19:29 x
みき♂さん、カラスアゲハは、(他の黒系アゲハも)、後翅の鱗粉の1粒1粒まで撮れると、撮った気がします。
ウスバシロもですけど、飛翔撮影は、ほとんど寄りが足らなくてのピンボケです。
蝶にぶつかるかもしれないくらいがちょうどの距離ですが、これが難しい。いつもいいところで逃げられてばかりです。
(後で判定するのがいやになるほど、数はかなり撮ってます)
Commented by maeda at 2014-05-18 22:13 x
面白そうな場所ですね。来年、同行させてください。
Commented by otto-N at 2014-05-19 08:03 x
maedaさん、本命は数が少ないですが、この時期としては楽しめます。
一緒に行きましょう。
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