たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.6.10 翌日から大雨だというので、何度目かの横浜の公園に行く。とてもいい天気。でも、天気が良すぎた。 ミドリシジミは開翅してくれる。しかし、目より上ばかりだった。メスが目につく。昼すぎ、葉の上にとまっていた個体も、暑すぎるのか葉裏に引っ込んでしまった。ほぼ水平だとオスも前縁が光るのみ。せっかく足元で開いたメスは羽化直ではなく、どうやら産卵に来たようだった。 午後3時。まだ暑い中、ミドリシジミを待っていたら、目の前にきたのはオオミドリシジミ。閉翅を撮るまもなく、全開翅。位置を変えて撮ろうとしたら、ミドリシジミがやってきて、飛ばれてしまった。この木の隣には桑の木があり、ミドリシジミが実を吸いにきていたのだが、なぜか切られてしまった。あげくに、雨が続き、池のハンノキの根本まで水で埋まってしまった。その下にまだ蛹がいるはず。来年がちょっと心配。 ミドリシジミを待っていたとき、近くにいたヒメジャノメとヒカゲチョウ。 4時10分。ミドリシジミの卍巴飛翔が始まった。300ミリズームで撮る。このズーム、MFで撮ることを意識していないのか、距離リングのあそびが多くガタガタ、スムーズに回らない。それでも、MFで、ミドリシジミの煌めきをピントを感じたら連写した。やってみたら、写っていた。 始めは高いところ卍をやっていたが、だんだん低くなり、最後はヨシの向こうへ。背景が真っ黒だし、遠いのでチョウは小さくしか写らないので、トリミング(2400×1600)した。ISO1600、1/3200秒、F5.6。これでは暗いので、ソフトで増感。 この画像だけ、十分近かったのでトリミングしなかった。近いとピントが合わないです。 頭上を飛ぶとほとんどシルエットになるだけ。それでも、少しは色が判るし、翅の壊れも判る。 暗闇に浮かぶブルー&グリーン。ちょっとだけ横から光が射していた。 上の一枚の後の続き。ただ、3枚しか撮れていなかった。 16時30分。緑色の葉が背景にあったのはこの1枚だけ。そして、これが最後の1枚。といっても、帰らなければいけない時間が来てしまっただけなのだが・・・。 この日は暑すぎたせいか、チョウがあまり出てこなかった。ミドリシジミも日陰にだんまりだった。夕方、ミドリシジミの卍飛翔だけを期待していた。おそらく、撤収した16時30分以降がもっと激しいバトルが繰り返されたいたと思ったけれど、暗すぎで写っていないようで諦めた。しかし、自宅に帰りPCで画像を見たら、闇夜のカラス状態でも何とか写っているではないか。ダメ元で撮っただけなのでとても嬉しかった。
by otto-N
| 2014-06-15 21:02
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Comments(4)
そら抜け出ない飛翔写真、凄いですね。
MFですか?(私が聞かれたことを聞き返してしまってますが・・・ ^^; )
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22wn3288 at 2014-06-16 08:40
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otto-N
at 2014-06-16 20:20
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Akakokkoさん、暗くて闇夜のカラスでした。
MFで、なんとかキラキラ光ったらシャッターを切りました。 なので、空バックのほうがピントが合いませんでした。 フレームアウトするよりもピントの問題のほうが大きいですね。
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otto-N
at 2014-06-16 20:24
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旅友さん、卍飛翔は、前後の移動がないとき、何とか撮ることができます。
それより、暗くて大変です。 この公園では、平地性ゼフ6種がそろいます。 少しずつ発生日が違うのですが、1日で全6種撮りというのもあります。
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