たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.6.17 続き メスアカミドリシジミの卍飛翔、少し離れたところでは100ミリマクロ(テレコン装着)で撮り、近づいたら広角で撮っていたわけだけれど、以下はマクロで撮影した分。MFで小刻みにピントを合わせながら、シャッターを切った。ピントが合うと3~4枚連続して撮れる。でも、2頭ともはっきり写っているのは、皆無に近かった。(画像はトリミングしたいのもあったけど、すべてノートリで掲載) 少し遠いと背景もなんとなく写るけれど、近いと後ろは真っ暗。 ほとんど青く写ってしまうが、たまには緑っぽく写る。緑色に反射するより、左のように、陰の中の緑色のほうが微妙で妖しい色だった。 ファインダーを覗きながら、ピントリングを回し、輝きが最大になったとき、3~5コマ連写する。それ以上シャッターを切る続けても、ファインダーの圏外だった。 もうすぐ終わるのではないか、遠くに行ってしまうのではないかと焦りつつ、モニターをゆっくり見るゆとりもなくシャッターを切り続けた。 顔と顔を向き合わせてのバトル。 輝きの交錯。ときどき遠くに行ってしまうが、また戻ってくる。 林道脇はクリークになっていて、ときどき、その中に入り込む。上から撮ると、金緑色に反射する。 卍は果てしなく続く。撮っているほうがくたびれる。 このくらいに近づいたとき、広角をつけたカメラで撮っていた。でも、今、思うと、この距離ではもっとマクロで撮ったほうがよかったかと反省。 モニターを見ている最中、メスアカミドリは消えていた。卍の最後を見とどけたかったので少し残念。卍飛翔を撮り始めたのは11時42分。最後の画像は12時21分。撮った枚数、広角で775枚、マクロで352枚。マクロのほうが効率がよかった。背景とチョウの表情、どっちを優先すべきか、今後悩むに違いない。 1組に卍が終わり、まだ、他に見られないかと林道を探したけれど、テリ張りの終了時間なのか、まだ発生数が少ないのか、とにかく新たな組は見つからず。林道の先の道路まで行ってみると、道端をミドリ系が飛んでいた。1頭目は遠くへ行ってしまったけれど、もう1頭がとまって、全開した。メスアカミドリかと思ったが、開く前の翅裏の画像からどうやらアイノミドリシジミのようだった。でも、かなり残念。この背景では・・・。 この林道で撮ったチョウたち。目についたヒメキマダラセセリ(メスとオス)、新鮮なイチモンジチョウ、なにげなく撮ったメスグロヒョウモン。 ウラゴマダラシジミ、何度か目撃しゼフにしては小さいと思ったらトラフシジミ(春型)、期待をいだかせたムラサキシジミ(メス)、コジャノメかな。 この後、アサマシジミを探しに、別な場所に移動した。
by otto-N
| 2014-06-22 19:55
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Comments(6)
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himeoo27 at 2014-06-22 20:52
ゼフィルスの卍巴飛翔では2頭が、それぞれ相手の
目を睨むように飛んでいる様子が良く分かる綺麗か つ面白い写真ですね!
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otto-N
at 2014-06-23 20:34
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himeooさん、ミドリシジミのときもそうでしたが、画像を拡大すると、お互いガン(眼)付けしながら飛んでいるのが判りました。
首を傾げているときもあり、なかなかのものでした。
メスアカもアイノもしびれるグリーンがいいですね。
羨ましいです。
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otto-N
at 2014-06-25 17:35
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虫林さん、なかなか行くことのできない場所なので、諦めがつくまで撮っていました。
北海道での子供時代、昆虫採集にのめり込んだのは、たまたまメスアカミドリかジョウザンミドリを採ったのがきっかけでした。 近所にすぐ行くことのできる場所があれば、入りびたりになりそうです。
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otto-N
at 2014-06-25 17:42
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Akakokkoさん、メスアカもアイノも、上から撮るとグリーンに輝くようです。
ほとんど撮影はできませんでしたが、グリーンに輝くより、日陰もしくは逆光で少し透けた透明感のあるグリーンがとてもいいと思いました。
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