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たかがヤマト、されどヤマト

2014.6.24 福島県・南会津 ヒメシジミ   2013.7.5 (記)

2013.6.24
梅雨の合間、福島県の南会津に行く。群馬県との境付近にある田代山という聞きなれない山に登るため、湯の花温泉に前泊する。温泉に行く前にどこに行こうか、夫としては、奥会津まで行ってキマダラルリツバメに会いにいきたいところ。でも、ちょっと寄るにはかなり遠かった。即、断念。

福島県の道の駅。駐車しようとしたら、ミスジチョウが吸水に来ていた。葉の上のミスジチョウは撮ったことがなく。またしても路上、しかもコンクリの上だった。
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ひょっとしたら、ヒメシジミがいるかもしれないと、国道脇を探す。すぐ見つかった。
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交尾シーンはそれほど好きではないけれど、撮っておく。
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どこから撮るといいのか、いつも迷ってしまう。この位置だと、交尾かどうかは不明ではありますが、ハードコア(死語?)の趣味はないので、まあいいでしょう。
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この日のメインは、駒止湿原というところ。標高は1000mほど。たいしたところではないと思っていたが、どうしてどうして、みわたす限りのワタスゲ。素晴らしい湿原だった。福島県の山奥、地元の人たちばかりだった。週末は駐車場狭いし、湿原への道路も1.5車線。秘境とまではいかないけれど、まだまだ、こんな場所があるとは嬉しくなってしまう。
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湿原の植物たち。ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ウラジロヨウラク、ツマトリソウ。
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ワタスゲ、ヒオウギアヤメ、ニッコウキスゲ、レンゲツツジ。
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このときの湿原の主役はワタスゲだったが、ワラビ?の若草色によく映える。これからはニッコウキスゲがすばらしいという。そして、水の中にはミズゴケ。ミズゴケを見るのは初めてだった。
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二つ目は、高清水自然公園。ヒメサユリというピンクのユリが群生しているという。それまで曇っていたのに、峠(トンネル)を越えたら青空だった。
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どうやら、最初からここに群生していたのではなく、移植して増やしたらしい。ここまで育てるのに長い年月がかかったようだが、野生種なのにちょっと興ざめ。広葉樹林を少し切り開いた谷にあったのだが、開けた谷も演出らしい。
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羽化直とおぼしきピカピカのイチモンジチョウ。輝くばかりの美しさだった。
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木道には、ヒオドシチョウが何頭かいた。でも、近寄るとすぐ逃げられる。
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三つ目、湯の花温泉の近くにある前沢曲屋集落。茅葺の曲屋が何件か残され、実際に人が住んでいる。中に入れるのは博物館となっている一軒だけだった。村の裏には、大好きなヒメシジミがいた。オスは少し擦れていたのがちょっと残念。
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道端にいたウラギンヒョウモン。背景が地面の場合、横から撮るとなかなかいいかもしれない。
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以前、会津駒ヶ岳に登ろうとして雨のために登れず、時間つぶしに立ち寄った湯の花温泉が気に入り、ちゃんと泊まろうと思っていた。しかし、希望の宿は2軒とも、この日は旅行に出かけるので営業しないとのこと。3軒目、病院に行くのでだめ。泊まれるところを探したらペンションだった。温泉には違いなかったけれど、源泉掛け流しというわけにはいかなかった。夜、妻は近くにあった混浴の小さな共同浴場に行ったようだった。

by otto-N | 2014-07-05 19:28 | Comments(2)
Commented by himeoo27 at 2014-07-05 20:03
南会津の蝶というと「キマダラルリツバメ」という
イメージが強いですが、
ヒメシジミも個体数が多く素敵ですね!
Commented by otto-N at 2014-07-06 19:50 x
himeooさん、南会津は福島県と群馬県の県境付近で、ここからキマリンの棲息地には2時間以上かかりそうなので、行くことができませんでした。
ヒメシジミを探す時間はなく、通りすがりに撮っただけでしたが、昨年訪れたキマリンのポイントにはたくさんいました。
今回はいませんでしたが、ものすごいブルーの個体もいて、大好きです。
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