たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.7.30 続き なかなかとまらないミヤマシジミ。飛翔はタムロンの17-50ミリで撮影した。風が出てきたので、突然予想した飛行コースから外れるが、逆風のときはスピードが落ちる。このときが撮影のチャンス。 富士山方向は雲に覆われていたので、せめて青い空を背景に取り込もうとした。でも、低いところしかとびまわらないので、青空はちょっとしか写らない。 真正面は好みのアングル。 ものすごい枚数を撮った。数打ちゃ当たると、ただの惰性といっていい。ススキの上はほとんど飛ばない。コマツナギはススキの間、とても背が低い。被せ気味にしないと、表翅は撮れなかった。 青空を入れるとコマツナギが入らない、そんな場所だった。 いつも使っているペンタックスの21ミリでも少し撮ってみた。レンズの口径が小さいので、草の間に入ったミヤマシジミを追いやすい。 メスも撮ったのだが、なかなかピンがきていなかった。 小さな花にとまる寸前。 向こうの山は富士山に見えないこともないが、富士山ではなさそう。富士山はちょうど逆光だった。こんな感じのカンカン照りの草原で4時間、ミヤマシジミと戯れた。 2つのレンズでミヤマシジミを追ってみた。17ミリはズームなので最小撮影距離は27cmと短くはない。21ミリ単焦点では20cm。置きピンは、前者で30cm、後者で25cmとした。フレームに入る率は前者のほうがいいような感じがするし、被写界深度も深いようだが、操作性からは断然21ミリ。写り具合は、直接比較できないので何ともいえないが、前者ではチョウが小さくなりすぎトリミングせざるをえなかった。やはり、小さなチョウには21ミリがいいような気がする。これ以外に、二線ボケはどっちがうるさくないのだろうか、このへんも気になるところ。もっとも、とまっているチョウを撮って較べれば判るだけのこと、そのうちやってみよう。
by otto-N
| 2014-08-08 11:20
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