たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.8.29 曇り空だが、前日より明るい。気温が低いしヤマトシジミが翅を拡げてくれるだろう、メスはシックに撮れるはず。 オスが2、3頭飛んでおり、そのうちの1頭がすぐメスを見つけてくれた。メスはそのオスを相手にせず、少し離れたところにとまった。横から撮っていると、突然の開翅。傷も少なくなかなかの美形。 さて、オス。翅のきれいなものを探す。吸蜜中でも翅を開くので、探すのは楽だった。 撮った時間が違ったけれど、上の個体と同じようだ。無傷のものはなかなか見つからない。 後はもうフライング・バタフライの撮影。 飛び上がりポーズ。あわてて方向を変える瞬間か。 少しは明るいので、闇夜の鴉ということはないのだが、やはり曇り空は飛翔撮影には向かない。 花壇なので、目につくところのカタバミは引き抜かれほとんどない。ヤマトはこの小さな白い花目当てで集まる。 これもヤマトと思っていた。少し歩道から遠くやっと手が届く距離。 ヤマトはこの花には決してとまらないのだが、吸蜜するそぶり。置きピン広角撮影の1コマ。この時点でもヤマトと思っていた。ヤマトシジミと同じくらいの大きさの、とても小さい個体だった。 ピンクの花(ニチニチソウ?)にとまったのを撮ったのが、前記事の画像。その後は、白い花で次々と吸蜜。でも、この画像からでは、花弁の水滴を吸っていたようだ。位置が悪くて、この1枚しか撮れなかった。最後はイチモンジセセリに追い払われて終わり。 ミソハギ?には、ここでは珍しいキマダラセセリが1頭。そして、ウラナミシジミのメス。 しばらくフライング・ヤマトで遊ぶ。ときどき空が暗くなり、LEDで照らしても写りが良くない。 そして、超美形が登場。 少し明るいところにとまる。青鱗粉がほとんどなく、真っ黒というのは気持ちがいい。 これだけ新鮮でも、しっかりと産卵しているようだった。 明るい緑のツユクサの上。 ブラック・ヤマトのラスト・ショット。 ヤマトシジミを撮影中にクロマダラソテツシジミが紛れ込み、この日の主役が奪われそうになってしまったが、あくまで主役はブラック・ヤマト。青鱗粉が中途半端に載っていないメスは、今しか撮ることができない。曇った日しか漆黒に撮ることができないし、背景も申し分なかった。
by otto-N
| 2014-09-01 11:40
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Comments(2)
1週間ぶりに訪問してみたらクマソ・・・?
何故恵比寿に? 湾岸や湘南はどうなっているのでしょう? 疑問符ばかりでゴメンナサイ。 でも嬉し〜。 いつもながらヤマトシジミめちゃくちゃ奇麗ですね。
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Commented
by
otto-N
at 2014-09-03 20:26
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naoggioさん、ある方から、今年は内陸から発生するとの予想?をいただきました。
まだ夏の終わり。これから増えると思いますが、ちょっと楽しみですね。 曇っている日、ヤマトシジミは綺麗ですよー。 (今日は、少し遠くに行ってきました。ヤマトはめちゃくちゃたくさんいて、どれも綺麗でした。いる所にはあんなにいるんですね。ただ、他のチョウで忙しく、ほとんど撮ることができませんでした)
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