たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.9.29 先日、ツバメシジミを撮っていた公園で、デング熱の蚊が発生し、26日に駆除をするという新聞報道。殺虫剤をまかれては、チョウも何にもいなくなってしまう。27日、28日はテニスだったので、29日に様子を見に行ってみた。因みに、この公園ではさんざん蚊に食われている。今のところ発病なし。 公園に行く途中で撮影した路地裏のヤマトシジミ。 同じく、長い坂道の舗道にいたコミスジ。 さて、公園に着いてみると、かなりの部分が黄色いテープに囲われ、立ち入り禁止。入口にはナガサキアゲハ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、キタキチョウなどが飛んでおり、なんとか無事の様子。ツバメシジミの場所は当然、立ち入り禁止の藪の隣だけど、日が当たっている場所は比較的蚊は来ない。というわけで、ちょっとだけ入ってみる。ツバメシジミはいないかと思ったら、1頭は確認でき一安心。長居し、立ち止まっていると蚊が来る可能性があるので、すぐに退散。これからウラナミシジミも飛来する場所、立ち入り禁止は困るのだが、解除はかなり先でしょうね。 しばらく、ヤマトシジミを追いかけたが背景が決まらないので、近くの駅から渋谷に移動。夏には淋しかった花壇の花が新しくなり、雑草としてカタバミも増え、ひょっとしたらと思い、行ってみた。駅前交差点の向こう、センター街の入り口の前の花壇にはカタバミはなかったけれど、センニチソウ(?)が植えられた辺りには何頭か飛んでいた。 オスもいたのだが、すぐ逃げられてしまった。写っていたのはメスだけ。 そろそろ10月だけれど、舗道は眩しかった。 夏をすぎるとヤマトシジミがとても目につく。その辺を歩いていると、メスがふらふらと飛んでいるし、夏には暑さで元気がなかったカタバミも息を吹き返している。街中でヤマトシジミを撮っている姿は、挙動不審者と思われてもしかたがないが、ときどき何を撮っているのか聞かれる。「ちょうちょです」と答えると、納得していただける。ただ、渋谷の駅前では、何も聞かれたことはない。しかし、後で画像を見てみると、こちらの方を向いている通行人は少しはいるようだ。
by otto-N
| 2014-10-05 20:40
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Comments(4)
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kazenohane at 2014-10-05 21:42
こんばんは。
街の雑踏の中で、人間の営みとは関係なく、 飛翔しているヤマトシジミの画像は、 新鮮な視点ですね。 前にも高層ビルを背景にとぶ蝶が、 アップされていましたね。 どこかシュールな感じがして、ドキッとしました。
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otto-N
at 2014-10-06 09:54
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kazenohaneさん、おはようございます。
都心にいると、郊外に行くのも億劫になります。 地方の方はその地方のチョウを徹底的に撮られているようで、それならば、東京で何ができるかを考えたら、建築物背景の静止も飛翔も先駆者の方がおられ、残ったのは雑踏でした。 チョウの美しさより、たくましさが表現できる気がします。 もっと美蝶なら、シュールでしょうね。
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tamayam2 at 2014-10-06 11:03
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otto-N
at 2014-10-06 21:05
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tamayam2さん、かろうじて人ごみの中にいるのはヤマトシジミくらいですね。
他の種類もいるとよいのですが、ほとんど公園になってしまいます。 代々木公園にも発生したころに行ってますし、ガーデンプレースではいつもボコボコにされてました。 ここで、私がデング熱にかかったらえらい騒ぎになりますね。
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