たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.10.1 続き 昨年には見られなかった場所でのツマグロキチョウ。曇っているせいか飛んでいてもすぐ葉陰に休んでしまう。気温も低いせいか飛翔も普段より弱々しい感じだった。 曇っているので、背景は暗くなるけれど、そのぶん、翅の黄色が落ち着く。 日は差さないまでも、ときどき空が少し明るくなる。そのたびに絞りを開けたり絞ったりしたが、露出オーバーではすぐ黄色が色飛びしてしまい、補正できなかった。 広い河原の片すみだけにしかいなかった。6コマ目、無紋型かと思ってかなりの距離を追いかけたが、キタキチョウだった。 まだ、雨の滴が残る河川敷。ズボンもぐしょぐしょだし、靴の中にも水がたっぷり。歩くたびに音。 ときどきクズの蔓に脚をとられ追えなくなったけれど、深追いの必要もないほど、ツマグロキチョウは飛んでいた。 空を写すとチョウはすべて逆光。翅裏が白いタイプの個体を追いかけたが、その色はでなかった。 翅裏の黒スジが少し透けて見え、曇っているので黄色も綺麗に撮れた。 途中、モニターを見たら、背景は叢ばかり。広い河川敷も撮ろうと意識した。相変わらず曇ったまま。かなり淋しい風景。 ときどき地面にもとまる。飛び上がったとき、下からカメラをあてた。 表翅が4枚そろって写っていたのはとても少なかった。せっかく撮れたのに背景に難あり。 空が明るくなることを期待して、(明るくなったらシルビアを探しに行こうと思っていたが)、ずるずるとこの場所にとどまってツマグロキチョウを撮っていたが、一向に明るくなる気配がなく、気温も上がらなかったので、午後3時に撤収。 この日は10月1日。ピンクリボンの日。
by otto-N
| 2014-10-10 18:20
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Comments(8)
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tamayam2 at 2014-10-10 20:12
初めて見ました。飛翔しているところが素敵ですね。ありがとうございます。
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otto-N
at 2014-10-11 19:44
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tamayam2さん、ツマグロキチョウもそうですが、キチョウの類は翅を開いてとまることがなく、
表翅は飛んでるところを撮るしかありません。 晴れていると、黄色が白くとび変な色になることが多いのですが、 この日は曇りで、黄色が黄色にまあまあ撮れたと思います。
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Shin
at 2014-10-12 18:56
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朝が冷え込んで0℃以下でも日差しが暖かい日にはクジャクやモンキチョウ、シータテハ、エルタテハは元気に飛んでいます
特にエルタテハ以外は菊の花に良く集まります 私も飛翔写真を撮りたいと思い、狙っていますが、早くてとても手に負えません 一方、エルタテハは家の中が好きでほんの小さな隙間でもあれば、家の中に侵入してきます 戸袋や納屋の中が好きで気温が下がればそんなところで越冬するみたいです
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otto-N
at 2014-10-13 12:44
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Shinさん、子供のころ秋になると、野性のキク系の花には、シーやクジャクが集まるのでせっせと採集していたことを思い出しました。
私が撮っているのは、飛ぶのが遅い蝶ばかりです。タテハはキツイです。 エルは家屋の中での越冬が好きのようで、この観察も楽しいかもしれませんね。
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otto-N
at 2014-10-13 19:22
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春さん、着いたとたん雨が降りだしたのですが、せっかくなので現場を見てから帰ろうとし、うろうろしておりました。
曇っているからこそ、黄色が出たのだと思います。 薄曇りを狙っていたのですが、狙い通りにはいかず遠いところはギャンブルですね。
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otto-N
at 2014-10-13 19:30
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ダンダラさん、ありがとうございます。
この日は曇っていたのと、長袖ででも寒いくらいの気温で、 チョウは飛び出しても速くは飛べず、撮りやすい条件でした。 晴れていたら、こうはいかなかったと思います。
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