たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.10.7 上高地の涸沢カールの紅葉を見たくて、9月末から好機を伺っていた。ただ、土日はものすごく混雑するらしいので避けていたら、平日は天候不良。今年はもうダメかと諦めていたところ、台風一過の後は晴れの日が続くとの予報。急遽、山の旅館を予約し出かけてきた。1日目は徳沢に泊まり、翌日涸沢カール。夕方明神まで戻り宿泊。3日目の朝、帰京という緩い予定だった。 上高地はこれで3度目。沢渡も河童橋も、平日だったのでさすがに混み合ってはいない。河童橋のたもとからのお馴染みの風景。岳沢、西穂、梓川、雲一つない青空。河童橋出発は午後1時30分。 ビジターセンター前の清流の藻(1/1000秒でやっと止まった)、マユミの実、なぜか上向きの実、何かと思っていたらコナシの実だった。1枚の葉に緑と赤、光に透かすと美しい(暗くてうまく撮れなかったが)。 小梨平のキャンプ地からの岳沢方面。夏に汗だくで岳沢小屋まで登ったことがある。とても急だったが、ここからでは、まるで緩やかに見える。 岳沢の左を望遠で見ると大迫力だった。 見通しの悪い林道の左には明神岳がチラチラ見え隠れしていたが、見通せる場所は少なかった。パッと開けた場所からの明神岳。こんなに迫力があったっけ。2931mもあるので当然といえば当然。一般の登山道がなく、登ることができるのは、エキスパートだけのようだ。標高が3000mあれば、もっと人気が出たはず。 明神岳の左、西穂高? とぼとぼ林道を進む。進行方向、左に見える明神岳に雲がかかってきた。 林道のわきにあった池。こんこんと下から水が湧き出ていた。水に写った青空が美しい。 明神岳とその背後の山が一望できる梓川沿いの道路に出る。2枚のパノラマ合成。 明神の右、カッコいいギザギザ。この山は何?地図から見ると、前穂高岳(標高3090m)らしいが、よくわからなかった。 雲が湧き出るてっぺんのほうを大写し。それを横長にトリミング。やはりカッコがいい。 山を左に見ながら、とぼとぼと歩き続け、午後3時30分、やっと徳沢の宿に着く。 ほんとうは横尾に泊まりたかったのだが、混みすぎ。泊まった徳澤園はちょっと山小屋というより、旅館。食事は本格的、トイレは洋式、風呂もあり、タオルと浴衣もあるがバスタオルはない。ただ、部屋の造りが立派すぎ。なにもこんな山の中でという感じだった。9時消灯。 (上高地 (2)に続きます)
by otto-N
| 2014-10-13 20:20
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Comments(2)
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