たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.10.30 自宅に戻る途中の寄り道。2年間にわたって大規模修繕を行なったURの高層マンションの敷地は色々な植栽がほどこされ、カタバミが残ったのは一部だけ。来年は新しい植栽の脇にカタバミが生えることを期待。とりあえず、この秋はここでなんとかする他ない。 とは言え、木の根元に残されたカタバミは畳1畳にも満たない。カタバミ以外の雑草?を取り除き、ヤマトシジミを撮りやすくしたのだ。ギフチョウじゃあるまいし、と思われるかもしれないが。 ヤマトシジミはとても少ない。同時に見るのはせいぜい3頭というところ。でも、絡むことが少ないのでかえって撮りやすいかもしれない。カタバミの花への吸蜜。よく見ると、沢山咲いていても、とまる花は決まっている。1コマ目と3コマ目のメスは同じ個体(実は、左前翅が一部欠損)だが、撮影した時間はずいぶん違う。 風が少しでてきて、ヤマトシジミは翅を開きたくても開けない。こんな状況での半開き。 さらに寄る。風でゆらりゆらり。ピントがなかなか合わなかった。 2014.10.31 曇り。ヤマトシジミはカタバミの花が開くころにやってくる。でも、まだ気温が低いのか、カタバミの花は開いていない。それでも、懸命にカタバミの花にストローを差し込もうとするが、花弁は固く閉ざしたまま。 花を諦め、近くで翅を拡げ暖を取る。この時期のオスは白い翅脈が美しい。 やっと気温が上がったのか、花が開き始めた。待ちきれず、頭を突っ込み、懸命に花にしがみつく。 2014.11.2 テニスに出かける前、ちょっとだけ覗く。メスが1頭だけいた。 2014.11.3 文化の日。午後から用事があるけれど、午前中は自然教育園に行く。日射がそれほど強くないのでムラサキは出ないだろうと予想し、ヤマトに時間をつぶす。 太陽の位置が低いので、撮る時、自分の陰に入らないようするのが難しい。100ミリマクロは×1.4のテレコン装着。 メスは青くないメス。前日の個体と同じようだった。 日射しが強くなったので教育園に行ってみると、日が翳り始めた。文化の日は入園無料なので人が多いのですぐに退散。撮ったのは狸だけ。まだ子供?。これまで1~2回、遠くから見ただけだった。こんなに近くで遭遇したのは初めて。 ヤマトシジミは青メスが目的ではあるけれど、この時期の白くて少し大きいオスはこれがヤマトかと思うほど美しい。久し振りのカタバミを生かすには、横からの思いっきりのアップが良かった、と思う。それと、チラッと見える表の翅も乙なもの。しかしながら、カタバミを横から撮るのはけっこう大変だった。
by otto-N
| 2014-11-06 21:10
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Comments(2)
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