たかがヤマト、されどヤマト

2014.11.10 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2014.11.15 (記)

2014.11.10
ペンタックスの300ミリ単焦点レンズを入手したのだが、雨や寒い日ばかりで、試し撮りが出来なかった。やっと晴れたので、とりあえずヤマトシジミを撮りに行く。

久し振りの晴れのせいか、我が1畳のカタバミ群落にヤマトシジミが数頭。300ミリで遠くから2、3回シャッターを切っていたら、それどころではなくなった。スーパーブルーが紛れ込んでいたのだ。300ミリをその辺に置き、マクロで狙うものの、オスに絡まれるたり、寄りすぎたりしているうち、少し撮っただけで飛び去られてしまった。
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超新鮮な個体。残念ながら頭のほうがピン外れ。
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そのうち戻ってくるだろうと思って、カタバミにやってくるヤマトを撮る。2コマ目、妙な色あいだったが、どうやら翅が完全に伸びきっていないだけらしい。3コマ目、ずいぶん大きい。ウラナミシジミが、カタバミにも来るとは知らなかった。
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オスはときどき2~3頭が絡んでいた。その中の1頭、妙に白かった。
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飛び方も他のと違いゆっくり。混じっても、飛び方と色ですぐ見分けがついた。
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少しは縁毛が摺れてはいるものの、鱗粉が飛び古して白っぽくなったわけではなさそう。黒縁もほとんどない。全体的に白く輝き、EV補正をもう一段下げた。これは以前、宮古島で撮影したオスとそっくりだった。「スーパーホワイト」と言うには少しオーバーかな。
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裏翅も撮っておいたが、斑点が薄いだけで、外縁も波型にはなっていない。他に飛んで行ってもまた戻ってくるのでかなりの枚数を撮ってしまった。
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さて、肝心のサンヨンの試し撮り。なかなかイケる。レンズが1.1kgもあるので、手持ちでは難しいと思っていたので諦めていたのだが、740gのK-5と合わせて1.85kg、なんとか使えそう。以下、トリミングしてあるけれど、マクロと遜色ない感じだった。5、6コマ目はスーパーホワイト。
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昼に用事があったので、3時すぎにまた行ってみた。カタバミはとうに日陰。その横はまだ日が当たっており、真珠色に輝く「スーパーホワイト」が日光浴しているのを見つけた。朝、飛んで行ってしまったスーパーブルーが目的であったのだけど、まあ、メスがこの時間にいるわけがない。
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沖縄のヤマトシジミのメスは、夏でも青く、オスは白っぽい。これから類推すると、青メスの出る今ころの東京では白いオスが出てきてもおかしくはない。それはともかく、せっかくのスーパーブルーに逃げられ、がっくりしています。これまで撮った一番のスーパーブルーは、同じ場所で撮った2011年11月21日のもの。ただ、このときもスレ個体。スーパーブルーは秋だけでなく、春にも出現する。青面積が広く、まるでシルビアのオスのようだ。今回は新鮮な個体だけにかえすがえすも残念であった。

もう1つのそれはともかく:「八重山諸島に産する低温期の♀は、♂と変わらないほど翅表の青色部が全体まで発達する」と、ある図鑑には記載されており、どなたか写真を撮って来てくださいな。図鑑の小さな標本写真ではよくわかりません。

by otto-N | 2014-11-15 21:10 | Comments(2)
Commented by himeoo27 at 2014-11-16 15:18
今年1月2日竹富島で写したヤマトシジミ雌は、
かなり痛みがありましたが、良く見ると表翅全面
蒼の鱗粉がのっていました。
私のブログ「八重山諸島&北本自然観察公園のシ
ジミチョウたち」の3コマ目の写真確認お願いい
たします。
Commented by otto-N at 2014-11-16 19:57 x
himeooさん、翅頂部の黒縁が三角形なので、確かにメスですね。
沖縄の夏のヤマトは、朝と夕方しか翅を開いてくれず撮るのも面倒でした。
冬とはいえ、翅表の撮影は難しかったことと思います。
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