たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.11.14 300ミリレンズでの撮影練習。と、言ってもチョウはヤマトシジミくらいしかいない。 最初は近くのヤマトを見にいったが、きれいな個体はいなかったので、Sビールの花壇に行く。花壇の花はかなり淋しい状態だったが、ヤマトシジミがちらほら飛んでいた。オスを撮ろうとしたが、新鮮そうなメスが来て茂みの中にとまったので開翅するのを待つ。ピントも迷わず、1発で決まった。その後、少し離れた場所にもとまるが、これもなんなく撮影。以下、トリミングしてあるが、少なくてもWEB上では合格と思う。 遠くからでも撮れるのは、踏み込めない花壇にはとてもいい。新鮮なメスがさらに出てきたけれど、あまり青くはない。 花壇の中央部の雑草。カタバミがないのでこの花で吸蜜する。 こんな背景が抜けている場所では、ヤマトシジミもきれいに見える。 2014.11.17 この日も撮影練習。レンズが重いのでシャッターを切った瞬間に射角がずれることを一番心配したけれど、それほどのことはなかった。マクロの場合と変わらないと思う。 青くはないが新鮮なメスがいたので、100ミリマクロ(+1.4テレコン)で撮った後、後ろに下がってから300ミリで撮影。300ミリとマクロの差はほとんどない(2枚ともノートリ)。 芝生のカタバミでの吸蜜を比較したとき、300ミリのほうはニ線ボケが出ていた。 このときの絞りはF4.5。チョウと芝生の距離が近いのでこうなったらしい。どうやら、F6.3程度で使ったほうが無難のようだ。 枯葉にとまったオス。何気なく見ていたら、後翅の黒縁の斑紋が大きい。最小距離は1.4m。マクロだと陰になって近付けない距離でも撮ることができる。 少なくとも、逃げられない距離で撮影できるので楽ちん。2コマ目のスレスレの青メスのデリケートな鱗粉の輝きも撮ることができた。 Sビール本社前に移動。きれいなオスがいたので撮る。少し絞りを開けると、やはり二線ボケが気になる。(2コマ目:絞り解放F4、3コマ目:F5.6) 上の1コマ目のほうが翅縁まで撮れていたが、花もなく淋しいので、こちらを1枚ものにした。 300ミリはかなり重いけれど、手持ちでも可能のようだ。小さなヤマトシジミでも結構撮影できることが判り、少なくとも、近づく前の押さえとしては問題がない。でも、ずぼらな性格なので、そのうち遠くから撮っておしまいになるような気がするので、かなりの注意が必要です。
by otto-N
| 2014-11-20 18:10
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Comments(2)
ご無沙汰いたしております。貴ブログの題名に相応しいヤマトシジミの美しさを久々に堪能させていただきました。300mmの試し撮り、結構重いでしょ。私も300mm、多用しておりますが、常にF6.3の絞り優先で撮影しております。いろいろ試した結果、F6.3が経験則的にマイ好みの画像なので。
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otto-N
at 2014-11-21 19:54
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こちらこそご無沙汰しております。
ヤマトシジミもそろそろ終盤に差し掛かり、なかなか捜している美人に会えません。 300ミリの単焦点は、これまでのズームと違って、こんなに鮮明に撮れるのかと驚嘆しました。 この後、樹上のシジミを撮っていましたが、重さは苦になりませんでした。 シャッタースピードを稼ぐのと、ヤマトのうるさい背景をぼかそうと絞り解放近くで撮り始めましたが、色々支障が出るものですね。 これで、F6.3を安心して使うことにします。 因みに、100ミリマクロもほとんどF6.3で使っています。(F2.8絞り解放はギャンブルでした)
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