たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014.11.27 続き 信じられない紫に輝いたオスに飛び去られ、落胆したが、次々とムラサキツバメは植え込みにやってくる(ちょっと大げさ、実際はロストしたのが舞い戻ってくるだけ)。サザンカの花に来るのは稀、植え込みのシャリンバイが大好きなようだ。葉に付着しているのか、葉からにじみ出ているのか、よくはわからないが、執拗に吸汁する。そして、時々、日を浴びる。4コマ目は、日陰のマテバシイにやっと見つけた塒。 翅の壊れたものもいるが、比較的きれいな個体が多い。ただ、いい位置にはなかなかとまってはくれない。たまには、ヤマトシジミもやってくる。 半開きのメス。なかなか横から撮らせてはくれなかった。 昼すぎからは、ムラサキシジミが出てくるが、数は少ない。 結局、飛び去られたウルトラ・バイオレットには、再び会うことはできなかったけれど、このほうが、一番自然な色かと思う。 14時40分、こんな遅い時間に、かなり小さな個体だったが目で追っていると、素晴らしい緑の葉の上で開翅し始めた。 全開はしなかったけれど(全開しなかった故に)、この幻光はとてもきれいだった。 ムラサキツバメのオスの翅はほんとうに不思議な色だ。ちょっと角度を変えるだけで色が全く変わってしまう。紫と一言で言い表せないし、パープルからバイオレット、はたまた、ただの茶色になってしまう。この日は、信じられないような輝きの翅が撮れた。この輝きは個体差なのかどうか、別のアングルからも撮ると判明したかもしれず、とても残念だった。
by otto-N
| 2014-12-05 21:10
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