たかがヤマト、されどヤマト | |||||
さて、冬になってしまった。ブログの記事の材料もなく、このまま冬眠しようと思ったけれど、昨年はどんな写真を撮ったけ?と、今年はどうしようか?と、過去の記事を見ているうち、課題ばかりが目についた。少し反省しないと、また同じことを繰り返しそうだ。というわけで、一度掲載した画像ばかりになってしまうけれど、4月から撮った順に並べてみます。 まずは、飛翔写真から。撮影に使っているのは、ほとんどペンタックス DA21(F3.2)。パンケーキレンズ。カメラはペンタックスK-5。秒7コマで撮るとすぐ詰まってしまうのでJPEGだけで撮影。画像は特に断らない限りノートリで掲載します。 3月 冬眠明けのキタテハ。速くて撮れず、置きピンを下げざるをえなかった。あまりにも小さかったのでトリミング。(ノートリと言いながら、のっけから失礼) 4月 4月に一番撮っていたのはツマキチョウ。満開の桜を背景に入れるというのが命題。しかし、桜はなかなか入ってくれるものではない。入っても、順光ではツマキの翅が白く飛ぶ。 太陽は右手。手前の1頭はピンボケとしても、ピントがあっている1頭の翅は白とび。輝度調整で暗くすると桜は暗くなりすぎる。曇るとツマキチョウは飛ばないし、薄曇りのときがベスト? 唐草模様が太陽に透けた好きな1枚。だが、背景の桜は暗い。桜を明るく撮るには、やはり順光しかないのだろうか。 と、そうこうしているうちに、桜は散ってしまった。 キタテハと遊ぶ公園では、わざと手入れをしない区画があり、毎年、ツバメシジミが発生する。春先のツバメシジミは大型。特に青鱗粉の載ったメスはすばらしい。オスよりもメスが目的であるけれど、オスの飛翔も撮影する。背景を大きく入れようとすると、翅が平らにしか写らず、上から被せ気味にすると翅は撮れても背景がつまらない。この兼ね合いが難しいのだけれど、ピンがきてれば、まっ、いいか。 すぐ翅を開くチョウなので、表翅を撮るために飛翔にこだわる必要はないが、真横ではつまらないので、こんなところがちょうどいいのかもしれない。 神奈川のギフを撮りにいったとき、コツバメもいたので、飛びあがるところを撮る。速すぎて難しい。なによりも飛び出す方向が全くわからなかった。 多摩川河川敷のギンイチモンジセセリ。この飛翔を撮るのが楽しいけれど、やさしいようで難しい。すぐ藪の中に入ってしまうし、方向転換についていけない。でも、何枚か撮れた。 2頭だて。ほんとうは3頭だったけれど、2頭しか写らなかった。 4月はトラフシジミの季節でもある。例年になく多かったが、ほとんど路上での吸水。飛びあがるところを狙うものの瞬時にこの距離。ボケボケ。ついていけない。 ヤマトシジミは、この時期はまだ貴重品。飛翔も撮ってはいたけれど、外しまくっていた。 青メス。左の翅が立ちすぎ。ちょっと惜しかった。 と、月の順に昨年をふりかえりたいと思います。本ブログ、「画像はクリックすると大きくなります」と書いているいる以上、横1000ピクセルにしました。粗が目立ってしようがないですが、画像容量無制限なので、このままでいきます。
by otto-N
| 2015-01-09 11:43
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Comments(2)
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kazenohane at 2015-01-09 19:49
こんばんは。
飛翔は、どんなレンズを使用されているのかな?と、 思っていましたが、単焦点21㎜レンズでしたか。 これらの写真は、どれくらいの確率で撮影されていますか。 飛翔写真も撮ってみたいと思っていますが、 こんなレベルの高い写真を見たら、 やっぱり、静的な写真の方が、 自分には似合っているのかなと思ったりしてます。
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otto-N
at 2015-01-10 09:40
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kazenohaneさん、以前はタムロンの17-50mmを使っていました。
焦点距離と置きピン距離の選択肢が多すぎ迷ってばかりでした。 最短撮影距離が27cm。中型の蝶にはいいのですが、ヤマトには遠すぎることに気付き、21mmのパンケーキ(最短20cm)をヤフオクで安く入手しました。 軽いので、シャッターは親指で切り続けることができます。 レベルはまだまだですが(ありがとうございます)、撮影するというより蝶と遊ぶ感覚です。 が、蝶に遊ばれているばかりです。 確率はその時によって大きく違いますが、PCでの画像チェックで目と頭がふらふらです。
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