たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014年9月 自宅近くでクロマダラソテツシジミが見つかったので、暇をみてソテツを捜す。レストランやマンションの植え込みにソテツは見つかるものの新芽は出ていないものばかり。そのときに出会ったクロアゲハ。少しトリミングしたけれど、21ミリでもちゃんと撮れた。場所は港区白金台、閑静な住宅街。 栃木県までシルビアシジミを撮りにいく。シルビアは少しだけ見つかったけれど、スレた個体しかいなかった。 これまで気がつかなかった所にカワラケツメイの群落があり、ツマグロキチョウが群れていた。しかし、あれだけチャンスがありながら、飛翔はうまく撮れなかった。今年も群落があったなら、リベンジするしかないだろう。 もう1つ、ミヤマシジミ。曇り空なので色が出なかったけれど、シルビアを諦めこのチョウとかなりの時間遊んでいた。 河川敷にはつきもののギンイチモンジセセリ。目の前に飛んできた。 都内のクマソ探索。適当に都心をぶらつくが、シュロばかりで、ソテツがほとんど見つからない。急に曇り始め、暗い中、キチョウが産卵のためいつまでも萩にまとわりついていた。まだ朝の10時、信号とブレーキランプの赤。 恵比寿ガーデンプレース。高層マンションの前の花壇。わずかばかりのカタバミと小さな黄色い花。逆光なのでよくは撮れなかった。縦位置で撮り、少しトリミング。1枚では何か足りないので、2枚並べた。 シャトーレストラン。この日のゲストはツマグロヒョウモンのメス。 9月の自然教育園は、アゲハくらいしかいない(どこもそうか)。アオスジアゲハがときどき絡むが、なんともはや激しい。(トリミング) 頭上高く、シンクロナイズド・フライイング。300ミリズーム、トリミングのボケボケ。 暗闇ではあるけれど、目を凝らすと写っていたヒカゲチョウ。どこにいるか判らないのでトリミングしたが、暗いとやはりノイジー(ISO1250)。 残暑厳しい渋谷・センター街の入り口付近。メスは花壇に生えているわずかなカタバミに産卵し、ちっぽけな花壇の花で蜜を吸う。 白馬岳登山のとき、立ち寄った河川敷にはクロツバメシジミは少なかった。石組みの間に雑多な植物と(枯れた)ツメレンゲ、淋しいがこれがクロツの環境だった。 いつもは通り抜けるだけの裏の狭い路地。日の当たる朝の時間帯、ヤマトシジミが飛び交っていた。通りすがりにシャッターを切ったら冗談のように2頭、入っていた。 9月も素晴らしい環境とは言えない場所ばかりでチョウを撮っていた。チョウの端境期であるけれども、近くのものは一通り撮ってしまうと、やはり無理やり動機付けしないと、その気にならないようだ。飛翔撮影もあまりにも思い通りにはならず、残暑で疲れていたのかもしれない。
by otto-N
| 2015-01-24 23:39
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Comments(5)
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アッキー
at 2015-01-25 02:39
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都会の背景に蝶々に癒やされます。三分割に配置で奥行き、空間ありますね。
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himeoo27 at 2015-01-25 07:44
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otto-N
at 2015-01-25 20:15
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アッキーさん、東京都心にも蝶が飛んでいるんだという証拠を撮っております。
山に行けば普通種でも都内では珍種というのも、ときどき見つかるのが面白いところではあります。 コマ割りは、3枚並べると賑やかで雰囲気だけは伝えられるような気がして多用していますが、おほめいただき嬉しいです。
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otto-N
at 2015-01-25 20:23
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himeooさん、ギンイチは、21ミリでは置きピン20cm前後で撮ってますが、魚眼レンズだとレンズに蝶をぶつける気で撮らねばならない気がします。
すぐ藪の中に潜ってしまうので、追うのが大変ですが、他の蝶がいないので集中できます。
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otto-N
at 2015-01-25 20:40
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himeooさん、他の蝶がいないのは4月の第1化目のときですね。
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