たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014年の飛翔画像に引き続き、静止画像を反省しながら振り返ります。 2014年4月 神奈川県のギフチョウ。マメザクラ吸蜜、スミレ吸蜜、何一つうまく撮れなかった。ウメでの吸蜜は撮れたと思ったのに、写った花はもう終わりかけ、ギフも右翅がちょっと委縮していた。 ここには、スギタニルリシジミとミヤマセセリがいるのだが、スギタニは近くには来ず、ミヤマセセリも撮れたのこの1枚だけだった。 多摩川河川敷のギンイチモンジセセリ。いつも真横からフラットに縁毛まできちんと撮るのが好みだけれど、少し斜めから撮ったほうが可愛い感じがする。 同じくミヤマチャバネセセリ。セセリ類は白斑紋を逆光気味で撮るのが好み。春先の枯れた葉の上のチョウも大好きです。(枯草の上でちょっとだけ翅を開いた早春の3セセリを3枚並べると、とてもいい感じになった) ツマキチョウは都内では普通種となった。花壇の園芸種での吸蜜もいいけれど、やはり花は野生種がいい。お気に入りはムラサキケマン(都心ではめったにありませんが)。少し日陰で、翅に浮き出た裏の唐草模様を狙うが、ちょっと翅に傷が・・・。 下旬、妻がカタクリの群落を見たいという。上越の有名な2か所を巡り(ハイキング)、ついでに少し遠いギフチョウのいるカタクリ群落に立ち寄る。ここも満開でカタクリを楽しむことができた。しかし、ギフは少なく、とまらず大苦戦だったが、なんとか1頭を撮影。妻からは、カタクリを踏まないよう厳命された。 上と同じアングルで引いて撮る。いつも、マクロでは寄る過ぎる傾向があり、中心にしかピントが合ってないことがしばしば。そのため、少し引いても撮っておく。この場合、下翅の青班紋もくっきり撮れた。しかし、背景のボケが少し汚くなってしまった。引き気味のときは絞りをあけたほうがいいのかもしれない。絞りはともにF6.3。チョウよりも背景の距離で絞りを変える必要?でも、そんな余裕はないのが常。飛ばれる前に撮れ!だけでは、進歩がないのはわかっているのだが・・・。 一度掲載した画像がほとんどですが、「あの時、こうすれば良かったかなぁ」というようなことが次々思いつき、元画像から新たにトリミングしたりして、残り1か月半を過ごそうかと思っています。画像をトリミングしたり並べたりすることは、とても楽しい作業です。
by otto-N
| 2015-02-01 21:10
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Comments(2)
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kazenohane at 2015-01-30 21:16
こんばんは。
カタクリの花を訪れるギフチョウ、素敵ですね。 こんなシーンに出会うことを夢見ていますが、 今だに叶いません。 なんだかんだといっても、 この蝶は春の目玉ですね。 シーズンが待ち遠しいです。
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otto-N at 2015-01-31 21:53
kazenohaneさん、1日遅れですが、こんばんは。
カタクリは2回目でしたが、花のピークと合わないことが多いようです。 神奈川だけでなく、もっと北の方に今年も行きたいと思ってます。 もう2か月の辛抱ですね。 (最近は予約投稿の形で、少しずつ画像をつけたり文章を直しています。1回で記事を書いていたときは、間違って全部消してしまうことがたびたびありました。予約投稿では全部消すといった間違いがありませんが、手違いで一時的にアップされてしまいました)
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