たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014年7月 梅雨の合間にオオムラサキを見に行ったけれど、クヌギの樹液が出ておらず不発。しかし、アスファルト道路での吸水を撮影できた。オスは、高尾山の御神木が台風で倒れてから、久しく撮っていなかった。 葉裏で休むスジボソヤマキチョウ。目を離すとすぐどこにいるのか判らなくなる。 梅雨が明けたけれど、まだ雨でぐずついているとき、富士山の麓に初めて行った。やっと見つけたクロシジミ。曇り空の中、粘りに粘ってようやく開翅。 ホソバセセリは初めてだった。林縁で何度か見た。飛翔は撮れず。 場所を移動。ミヤマカラスシジミも初めて。たくさんいるのに、なかなかいい場所にはとまらない。しかも、雨が降りそうな曇り空。ピンボケの量産だった。 ウラギンスジヒョウモン。減っていると聞くが・・・。 東京近郊。ゴイシシジミの初撮り。暗かった。 もちろん、クロヒカゲも暗い。ストロボなしでの青リング。 尾瀬の至仏山に登る。山頂のキアゲハは満足できる絵が撮れなかった。クロヒカゲの開翅。暖をとるためか、山では開くのをときどき見る。 登山靴ですり減った石にとまるヒメキマダラヒカゲ。 昨年はエルタテハが多かったような気がする。 夕刻、泊まったホテルの近くでゼフでもいないかとぶらついたが、ちょっと見かけただけ。キバネセセリが飛んできて産卵の様子。飛び去った後、この木の幹には針状の棘。センノキに棘があるのを忘れていた。 下旬、暑いさなか、富士山の山麓へ。目的のチョウは見つからず、ミヤマシジミに遊んでもらう。 ちょっと青いメス。日陰で撮りたかった。 山登りのついでに登山道に出てくるチョウを撮っている。北海道育ちなので、こうした山のチョウは珍しくも何ともないのだけれど、都会に暮らしていると、ゴミみたいなヒメキマダラヒカゲでさえ美しく、もっといいアングルを探したくなる。でも、登山中であれ、下山中であれ、撮影するたびに置いてきぼりにされ、後で追いつくのが大変。とにかく時間がない。ゆっくり撮影できるはずの「山頂のキアゲハ」は、天気がパッとせず不作であった。
by otto-N
| 2015-02-10 20:28
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Comments(6)
画像から翅表へのこだわりみたいなものと開いたときの感動が感じとれます。クロシジミ、ウラギンスジ、マイ好みの絵です。ミヤマ青♀は確かに日陰で撮りたいですね。
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otto-N
at 2015-02-12 16:19
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kenkenさん、蝶は翅を開いてなんぼと思っていますが、真横でも斜めでも開翅でも、目と縁毛はピン背景は霧(キリ)がいいですね。
でも、なかなかそうはいきません。特に、斜めの目にピンが一番難しいです。 クロシジミはもう少し前から、と動いた瞬間に飛ばれてしまいました。 (先日、kenkenさんのタイトル画像のギフの凄さの意味が分からず、翌日じっくり見ようと思っていました。もう画像はありませんが、すみません、よろしければ、**印で追加の説明をお願いしたいのですが)
レス、有り難うございます。
件の拙ブログ背景画像、白黒デッサン調にして刺激を緩和(笑)して再掲しましたのでご覧ください。 この個体は、北陸地方の一部の地域に見られる特異な地域変異の斑紋パターンを示していて、生息地の山の名前にちなんで「杣山型ギフチョウ」などと呼ばれています。 マイ知人がデッサンを描いているので、そちらもご参照ください。↓ http://blogs.yahoo.co.jp/seikoudou_kanpou/40435322.html
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otto-N
at 2015-02-14 23:19
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kenkenさん、なるほど、よく判りました。丁寧に、ありがとうございました。
私はディープなギフの世界には踏み込まないようにいたします。 この産地では蝶より人が多そうで、確かに刺激が強すぎるようですね。 (今、「チョウ類の保全を考える集い」から帰ってきました。正確には、その後の懇親会からですが)
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at 2015-02-16 21:43
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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otto-N at 2015-02-17 19:39
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