たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014年8月 北アルプス・爺が岳から鹿島槍を目指すものの、曇り空で気温は上がらず高山蝶は皆無、ガスが晴れないので布引山の途中で引き返す。曇っているのは標高の高い所だけだった。下がるにつれ青空。柏原新道で、登るときエルタテハが多いなぁと思っていたが、下山時に白樺の樹液が目的と気づく。残念ながらちょっとピンボケ。 猛暑が続く中、たまの雨降りの後は近所のヤマトシジミ。雨上がりは飛び回らない。 性別不明だったが、翅を開いたらメス。 夏らしいオス。蚊に刺されながらの撮影。刺されたら「ムヒ」をすり込む。でも、首の後ろ側には気がつかず、ここは全く痒くはなかったのだが、気持ち悪いほどボコボコになっていた。 漆黒のメス。惚れ惚れするこの黒。曇り空ならでの黒。少しケバだった縁毛が鮮度を物語る。 同じ個体。鴉の濡れ羽色、とは違うかもしれないが、晴天ならば虹色に輝くのであろう。とにかく、クロヤマトは天気次第なのだ。 再び、雨上がりのオス。 8月29日。どこからやってきたのか、クロマダラソテツシジミの出現。 上旬に北アルプスに行っただけで、8月はヤマトシジミを追いかけていた。暑い中、雑踏の中のヤマトを探したが、全然見つからなかった。植え込みの陰にカタバミはあるのだが、花壇の中にも吸蜜植物が見当たらなかった。
by otto-N
| 2015-02-13 10:14
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Comments(2)
眩い漆に感嘆しました!
これぞ理想とする色彩美でしょうか。 何時も乍ら的確なポイント写しこみ戦術お見事です。 昨年はヤマトシジミの出逢いが少なかったので、今年は 夏場の黒と思っております。
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Commented
by
otto-N
at 2015-02-13 20:38
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Favoniusさん、ヤマトの青メスもいいのですが、中途半端よりも全くの黒のほうが数段いいでしょう。
クロツもポイントが近ければ、とつくづく思います。 もう一つ、ただのツバメの真っ黒もなかなかのもんですよ。 いずれにしても、曇った日ですね。
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