たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2014年10月 鬼怒川河川敷。曇り空から薄日が射すのを期待したけれど、逆に、現地に到着すると雨が降リ出す始末。小雨の河川敷の彷徨。こんな機会はめったにないというものの、我が両脚もミヤマシジミも濡れそぼる。 そのうち雨が上がる。ピカピカのオスが飛んで来てツユクサにとまる。おっ、ダブルのブルー。いいね、と思ったけれど、ツユクサの濃いブルーは余計だったかもしれない。 それからはツマグロキチョウの乱舞。飛翔ばかり追いかけていたので、静止は少なかった。草の中での翅閉じ姿は同じようなものではあるが、翅裏が白い個体もあり、なかなか面白い。 叢に入り込むと一瞬どこにいるのか判らなくなる。イエロー・イン・ザ・グリーン。 10月の自然教育園の定番。アサギマダラ。日陰ばかりでうまく撮れなかった。でも、これが教育園でのアサギマダラのイメージ。ぼおーっと暗い木陰で陰のようにゆらりゆらり。アサギ色部分の翅の皺は、子供の時に作って遊んだゴム動力の模型飛行機の羽根を連想させる。紙を貼ってから霧吹きで仕上げたっけ。 キタテハ、テングチョウ、ここではとても珍しいアサマイチモンジ。気がついたときには、すでにどこかへ行った後。(の祭り)。 ムラサキシジミ。左のオス、黄緑のボケはウバユリ。 ムラサキツバメ。ときどき見るがやはり少なかった。オスを探しに、ここに来ているようなものだった。 自宅近く。ウラナミシジミは逆光の翅裏が一番好きである。 寄りすぎたけれど、秋を感じさせるヤマトシジミのオスのブルー。 ヤマトシジミの青メス。ほんの少しの日射しは一番綺麗に撮れる。 10月の自然教育園には、ムラサキツバメのオスを求めて毎日のように通っていた。11月にはいなくなってしまうのだが、ここでは足元で翅を開いてくれる。しかしながら、そんなシーンにはほとんど巡り合わず、もう飽きたといいながらムラサキシジミを撮り続けていた。
by otto-N
| 2015-02-18 16:26
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