たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.2.27 予報では晴れ。江戸川の河川敷に3度目の出撃。前々日に行ったときは曇ってしまい、モンキチョウは1頭も見なかった。この日も、出てくるときは青空だったのに現地に着いてみると、地下鉄で東京を横断している間に曇ったのか、東京の西と東では天気がこうも違うのか、ボヤいてもしかたがないが曇り空。ただ、雲の隙間から青空が見えてもいるので、晴れてくることを期待して、河川敷の長い堤防の遊歩道をとぼとぼ歩く。北風が冷たい。 じっと立ち止まっていると寒いので、遊歩道を行ったり来たりしているうち、12時を過ぎたころ、雲が少しずつ切れ始め日射しが強まると、モンキチョウが飛び出してきた。メス探し風のオスは、飛び回りっぱなし。広角で追いかけても速すぎで全く手も足もでず。足元から飛び立ったメスがホトケノザで吸蜜をしたので撮っておく。やっと一休みしたオス。 先日の場所より急な土手を飛び回り続けるオスは諦め、メスを撮ることにした。 土手下部のセンダングサの茂みの中がなぜか好きらしい。 枯れたセンダングサは少ないけれど、苦手です。 一休み。ファインダーを覗かずに撮った中の1枚。 メスは、「青空にヤッホー」とはいかなかった。ピンボケだ。 1コマ目は惜しくもピンボケ。2コマ目は字余り。3コマ目はもっと左からだと良かったのだが。 せっかく、ピンは来ててもこの背景では・・・。(1コマ目、自分の陰で暗くなる) 21ミリでは、標準の置きピンは25cm。だんだん弱気になると30cm、強気では20cm。この狭間で揺れ動く。裏目に出るとこんな感じ。 端正な横の姿。浮遊感があるけれど、背景にアクセントがなく面白みに欠ける。 しばらくモンキチョウで飛翔撮影の練習が出来そう。でも、オスは速いし、先回りして待ち構えていても、シャッターを切る寸前に方向を変えるので、とても難しい。と、言うわけで、当分、モンキチョウで飛翔の練習になると思います。それと、越冬キタテハの追っかけかな。 P.S. モンキチョウの黄色いメスをどうやって見分けるのか、「徘徊・・・うろつきまわること」のShinさんに尋ねたところ、「後翅裏の大きいピンクの紋が、楕円型がオス、真円型がメス」とのこと。図鑑には腹端の交尾器によると記載されているが、果たしてどうであろうか?以下、左と中央は19日の2個体、右は27日の1個体。紋の形はいびつであり、スパッと判断できないけれど、真円型に近いのは中央の個体。であるならば、19日にオスだと思って追跡していたのはメスということになる。(そう言えば飛び方が弱々しかった)。これからは、もう少しきちんと撮っておこう。(これまでにも撮ってあるかとは思うけれど、探すのがメンドー)
by otto-N
| 2015-02-28 22:13
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Comments(4)
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himeoo27 at 2015-03-01 08:17
江戸川河川敷は、モンキチョウの数
多そうですね! 埼玉県の見沼田んぼは、午前中風が 冷たく雌1頭しか見つかりませんで した。
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otto-N
at 2015-03-01 10:32
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himeooさん、この日は晴れても北風が強く、風当たりの弱いところで2~3頭見ることができました。
昨日は、午前中は風が強かったので少なかったのだと思います。 午後には風が止んだので、オスも出て来たのではないでしょうか。
モンキチョウのオスの飛翔は速いですよね。
そして近づこうとすると微妙にコースを変える。 ほんとに飛翔が巧みな感じですね。 雌と雄の裏面の区別、面白いですね。 これは、黄色メスにだけあてはまるのでしょうか。 交尾中のペアとかで見てみましたが、微妙ですね。 少なくとも白雌については、真円だけではなさそうです。
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otto-N
at 2015-03-01 20:13
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ダンダラさん、草地の斜面を走り回って、モンキチョウのオスの方向転換は実に巧みだということを痛感しました。
黄色いメスは交尾しない限り判らないのですが、紋による判定は白メスには当てはまらないのかもしれませんね。 とにかく、例数を集めるしかありません。
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