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たかがヤマト、されどヤマト

2015.3.16-17 長野県・志賀高原   2015.3.19 (記)

2015.3.16-17
移動性高気圧に覆われそうなので、急遽、志賀高原・ジャイアントスキー場のホテル(掛け流しの温泉あり)を予約。今シーズン2回目だった。スキーのことは記事にするつもりはなかったのだけれど、スキー場でタテハチョウが飛んでいるのを見たのでちょっと報告。

16日、朝8時半東京を出て、着いたのは12時半ころ。西舘の第2クワッドに乗っているとき、真下に黒っぽいチョウが雪の上1m位の高さで飛んでいた。パタパタやって一度だけタテハ特有の滑空をしたのでタテハでしょうね。10mほど飛んでから雪の上にとまった。あいにく、濃いめのサングラスとリフトの風防で、色が判らなかったのだが、大きさからキべリタテハ、ヒオドシチョウ、エルタテハのどれか。リフトは動いているので、見たのはこれだけのことですが、いくら4月なみの暖かさといっても、まだ雪のたっぷりあるゲレンデわきの標高1700m広葉樹林。雪の上を飛んでいるのを見たのは初めて。(外国ではコヒオドシを撮影してことがある。)こんなことが、あったので、翌日はコンデジを首からぶら下げて、日だまりを注視しながらのスキーでした。もちろん、翌日は全く見ることさえできませんでした。

17日、朝から雲一つない晴れ。スキー場の上からは北アルプスが一望。コンデジのワイド側では3枚くらいで撮れるけれど、望遠にして12枚に分けて撮影し、パノラマ合成。1画像が500kbの制限があるので、粗くなってしまったけれど、中央右の飯綱スキー場の向こうが白馬方面。八方尾根の白いピラミッドが見えるし、その左には、五竜岳の武田菱も見え、双耳峰の鹿島槍、その向こうに燕岳、ずうーっと左には槍ヶ岳も見えます。クリックしてみてください。それにしても、クリックしなければ小さい絵ですね。
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さて、こんなわけで、人気のないゲレンデを滑っておりました。写っているのは、順に、東館山、西舘山、一の瀬、焼額山です。各ゲレンデには、カウンターなしで数えることができるほど、スキーヤーはいません。朝は、ピステンで整地されているとはいえ、凍ったガリガリのバーン。私のアトミックのロッカーはこんな固いバーンには、トップとテールのエッジの引っ掛かりが弱いので、想定したラインから落とされます。しかし、バランスがとてもいいのでそのままスキッドしながら、次のターンに問題なく入れます。スキー場だけ撮影するのもなんなので、妻を入れておきましたが、この数年ウエアは同じですね。昔は月2~3回はスキーしてましたが、このところ年1~2回になってしまいました。
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1コマ目は、焼額に毎年作られる1本のライン。南斜面なので、大きく深いコブです。昼少し前に入りましたが、雪がぐちょぐちょなので、一気に滑ることができました。ただ、このコブ、モーグルコブ(縦コブ)とは違い、スキーで横に横に削りとられたようなコブなので、私の滑り方には合わず(ただ下手だけなのですが)、楽しくはありませんでした。一の瀬にも2本の短いラインがありますが、途中で間延びしたり急に狭くなったり、あまりいいコブではありません。モーグルの人たちは本格的なモーグル専門バーンに行ってしまい、カービングスキーで作られたコブのせいでしょうか、とにかく、楽しいコブは少なくなりました。2コマ目は奥志賀、3コマ目は大好きな奥志賀の第二。4コマ目は、一の瀬パーフエクタ。いくら平日とはいえ、往年のにぎわいはどうなったのか、信じられない状況。
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昼からは雪は緩み、少し斜度が弱くなると止ってしまうほどですが、アトミックのロッカーは雪に引っ掛かることも少なく調子がいいようです。ただ、少し後傾気味にしなければなりませんが・・・。ロッカーは、固いバーンより柔らかいバーンで能力を発揮できると思います。午後2時過ぎ、北アルプスも霞み始め、もう滑るのも飽きたなぁということで、怪我もせず、2年前このスキー場で痛めた半月板も大丈夫で、無事帰ってきました。
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ジャイアントを出たのは午後3時、途中渋滞もなく、自宅着は午後7時。運転を交代しながらですが、やはり高速道は疲れました。

この4月中旬なみの暖気で、静岡ではギフチョウも出たようです。浜松のKさんからメールが入っておりました。そろそろ、シーズンの開幕ですね。


2015.3.20 追記
雪上を飛んで雪上にとまったチョウは、どうやらエルタテハらしい。この日、この近くでエルタテハを撮影された方がいました。また、「エルタテ*雪」で検索すると、雪の上に開翅するエルタテハや、雪から直接吸水するエルタテハの画像が掲載されていました。春と言っても、まだまだ気温が低い中、雪の中を飛び出すチョウがいるとはビックリです。

by otto-N | 2015-03-19 18:02 | Comments(0)
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