たかがヤマト、されどヤマト

2015.4.15-16 新潟県・カタクリの里山 ギフチョウ (3)   2015.4.22 (記)

2014.5.16 PM
午後になっても、オスはほとんどとまらずに飛び回ってばかりいた。そこに、妙にゆったりと飛ぶ個体が目についたので、飛翔を撮ろうと追う。目の前の枯葉の上にとまり、動かなくなったので1枚撮っておく。これ以上、後ろへ下がれなかったので写真が大きくなりすぎた。(後で細かな傷を調べると、前回に載せたメスと同一個体のようだった)
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再び、ゆっくりと舞い始める。
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縦でも撮影。しかし、ほどよく入ったのはこの1枚だけだった。
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この後、とまって動かなくなってしまったので、よく見ると産卵中だった。けれど、レンズの前に葉がありボケてしまい、撮れたのは卵のみ。葉を取り除こうとしたときに飛ばれ万事休す。このようにゆっくり飛ぶのは産卵するカンアオイを探しているのかと、このとき知った次第。ときどき、2頭が絡むことがあった。2コマ目、突然、舞い降りてきた個体に押さえつけられ、激しくバタバタしていたので、すわ交尾かと思いきや、このときも不成立。メスの交尾嚢が写っていなくもない。
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午後1時を過ぎるころから、少し雲が出てきたせいなのか気温も下がり、カタクリで吸蜜する個体もちらほら現れた。しかしながら、萎れかかった花ばかりで吸蜜。撮っている最中は、アドレナリンが放出しっぱなしで、ギフだけしか見えず、花の状態までには気が回らなかった。
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せっかくの痛みのない花なのに、翅の開き方が不十分。それにしても、新鮮な花がたくさんあるというのに、萎れかけた花ばかりに吸蜜するのはなぜだろうか。花が新しいうちは差がないけれど、古くなると蜜の味が変わってくるのだと思うが・・・。
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カタクリにとまったら、くるくる回りすぎ。撮影者はそんなに回れない。足の踏み場もないんだから。 と、いうわけで、カタクリ吸蜜はそう簡単ではなかった。
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前に障害物がないところにポツンと咲いていて撮りやすかった。ここに来たのはこの1回だけだった。
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とまらない時は飛翔を追いかけるが、すぐロープに逃げ込まれる。(プロレスみたい。) しかし、また、別の個体がロープの上から飛び込んでくる。(タッグマッチじゃ。)
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午後2時。薄い雲が拡がり、光も足りない。下は殺風景な枯葉。それはそうだ。ギフの出るころはまだ緑がやっと芽吹いたばかり。チョウが飛んでるのが不思議なくらいだ。 (こんな所にザックを置いておかなければよかった。)
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小路をどこまでも飛んで行くので、追いかけた。1頭去っても、また1頭がやって来る。夕方の蝶道?
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午後3時すぎ、気温が低くなってきたせいか、枯葉の上で開翅する個体が増えてきた。それと、枝先を探しているように、木の梢を舞う個体。ときどき2頭が軽く絡むので、望遠のMFで追うが撮れるものではなかった。午後3時30分、撤収。

乱舞とまではいかなかったけれど、絶え間なくギフチョウが出てくるというのは、初めての経験だった。あまり広い場所ではなかったので、2日間とも撮影者が3人だけだったというのは、とても贅沢なことだった。カタクリの花の鮮度はともかく、ギフチョウを満喫した。楽しく撮影でき、柴田よしきご夫妻に感謝です。いろいろありがとうございました。

by otto-N | 2015-04-22 20:18 | Comments(2)
Commented by Favonius at 2015-04-22 21:58 x
素晴らしい写真が並びましたね!
広角と単300の背景ボケ具合はどんな感じでしたかね。
今回の画像は全て広角とお見受けしましたが、大きな
ボケ味を活かして、豊かな表現力を持った作品に仕上がってますね…お見事です。
Commented by otto-N at 2015-04-23 20:00 x
Favoniusさん、望遠での飛翔は初日で諦め、15ミリ広角で撮りました。
ただ、置きピン距離は30cmで始めましたが、途中で弱気の40cmに切り替え、その後は30~40cmの間を揺れ動いていました。
産卵前のメスは、縦型の前の4枚は翅のしなりを強調するためトリミングしました。
静止については、マクロで近づけない場所なのですべて300ミリ単焦点ですが、合焦が速く、よく背景がボケるので、今までの苦労は何だったのかと考え込みました。
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