たかがヤマト、されどヤマト

2015.5.10-14 ベトナム旅行 (3) ミーソン遺跡   2015.5.21 (記)

2015.5.13
朝起きて、窓からの裏通りで殺風景な眺めと、ベトナムのビールを撮っておく。値段は4缶で10万ドンくらいだった (ぼられていると思われる)。1万ドンが60円くらい。もちろん、瓶もあるが、案内されたレストランでは、1本が5万~8万ドンくらいに跳ね上がる。ホテルのミニバーは3.5万ドン。どうやら、格安ツアーではレストランの稼ぎはビール代で補っているらしい。この中では、ハイネケンが少し高く、その分ちょっといい。
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出発は10時ということなので、カメラを持ってチョウ探しに出かける。ホテルの隣の空地にはセンダングサが繁っていたので、、何かいないかと探すとクロテンシロチョウが飛んでいた。撮れたのはたった1枚。やっぱり日陰。
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次に、目をつけておいた川向こうの藪状態の空地。カバタテハが飛んでいるがとまらない。そして、ここでもクロテンシロチョウ。暗すぎた。
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カバタテハはひらひらと飛ぶので撮りやすいようだが、すぐ藪に潜るのでなかなか撮れなかった。
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葉裏にとまり、翅を開いたり閉じたりしているのをやっと見つけた。これが唯一の静止写真。
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木の下で、リュウキュウムラサキ(たぶん)がテリを張っていた。なかなか翅を開かなかったが左はボロだった。かなり敏感でときどき別個体と絡んでいた。そのうち、本格的に追飛行動を始めたので、見ていると高いところにとまった。どうやら、メスを見つけたらしい。下に降りてくる気配がなかったけれど、ちょっと目を離した隙に消えていた。
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ベトナムに来てから、一番気になっていたのはカバマダラ風のやつ。飛び方はカバマダラではなく、変だと思っていた。このチョウはここでも何頭か飛び回っていた。遠くにやっととまったので、撮ってみると、カバマダラではなかった。ギザギザの縁取りがすごく派手。後で調べると、ハレギチョウという種類だった。まるでとまらないのだけれど、遠くで翅を開いたので、思い切ってセンダングサの藪を横切った。しかし、翅が大破していた。やれやれ。
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このチョウの表翅がオレンジではなく、もっと薄い茶色の個体がセンダングサで吸蜜したが撮り損ねた。結局、この中途半端な飛翔写真が一番だった。
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この空地で撮った他のチョウたち。2コマ目、街中をハギレチョウと同じように飛び回っているマダラチョウ。飛んでいるとき、紫の幻光はほとんど見えなかった。シロオビマダラという種類らしい。ハレギチョウは撮れず、リュウキュウムラサキをいなくなり、時計を見ると9時をすぎていた。気温は上昇し、短パンにもかかわらず、全身汗まみれ。ぎりぎりまで粘るより、ホテルへ帰ってシャワーを浴びよう。4コマ目、この空地はこんなゴミダメみたいな所だった。
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ミーソン遺跡に行く前に、五行山という大理石の産地にある大理石店に連れて行かれる。大理石店といってもテーブルなどではなく、中国風の観音像や獅子像など大きな庭の置物ばかり、見ても仕方がないがないのだが、その置物が陳列してある庭で、地味なタテハがテリを張っていた。
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小洒落たレストランで昼食後、40kmほど離れたミーソン遺跡に向かう。ミーソン遺跡は、2~17世紀にかけて栄えたチャンパ王国の聖地だった場所とのこと。ヒンズー教の建物群が分散しており、ベトナム戦争時、解放軍が基地として使用したため、アメリカ軍の空爆受け崩壊が進んだ。1999年、世界遺産に登録。さすがにジャングルの中、チケット売り場の暗い中に数頭のツマベニチョウと大型のシロチョウが舞っていた。時間もなく証拠写真しか撮れず。バスと徒歩で遺跡群の1つに向かう。歩いているときも、アゲハ、マダラ、シロチョウがしきりなしに飛んでくるが、まるで撮れなかった。
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建物の規模としては小さいけれど、紛れもないヒンズー教の遺跡だった。
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ガイドの説明を聞いているうち、奥まった一角にセンダングサが繁り、マダラチョウの姿を見つけた。木陰のセンダングサの花畑。最初は1頭だけだと思ったけれど、何頭も吸蜜していた。一番多かったのはシロオビマダラ。とまるとすぐ翅を閉じてしまう。でも、シロオビマダラにしては裏翅の白帯の幅が狭いし、表翅の先端の紋の感じも違う。ウスグロシロオビマダラという種かもしれない。
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吸蜜中の1頭にホバリングしているのは求愛行動だろうか。ホバリング中の表翅を狙う。紫の幻光はないようだった。
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花を選ぶ個体。
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15ミリ広角でも撮ってみる。
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数が多いので、チャンスは多かった。
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1頭に求愛中、2頭、3頭と絡むこともあり、そうなると、一気に追尾飛翔が始まる。2コマ目、残念ながら、4頭だては全部外れ。3コマ目、狙っていた構図だが近すぎた。3枚とも、思いを込めた証拠写真です。
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ムラサキマダラ系は1種類だけかと思っていたが、ちらちらと紫の幻光を出すものも少し混じっていた。ツマムラサキマダラではなく、マルバネルリマダラのようだった。
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これも、とまるとすぐ翅を閉じる。広角でとまる前を狙う。
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こちらのほうがちょっとだけいいかもしれない。マルバネルリマダラにしては、前翅の下のほうの斑紋がないけれど、すくなくとも近縁種でしょうね。
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こうして、薄暗いセンダングサの茂みの中で撮影しているとき、突然、ルリモンアゲハがやってきた。しかし、吸蜜時間が短すぎ、ピントを合わす前に、花を次から次に移ってしまい、シャッターを1度も切ることができなかった。アオスジアゲハなんてもんじゃない。最後は、シロオビマダラに追われ飛び去ってしまった。大きな瑠璃色の紋が目に焼き付いたまま呆然。茫然自失のまま、飛んできたジャノメを気をとり直して撮影。
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スジグロカバマダラ。沖縄で撮っていることだし、ほとんど無視していたが、この木陰の開翅は妖艶だった。これも、すぐ翅を閉じてしまう。
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近すぎて、翅にピントは来ていないけれど、迫力が出た写真となった。
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集合時間にはまだ時間があったが、ルリモンアゲハを撮り損ねたことで意気消沈し、冷房の効いたバスに乗り込む。

ホイアンの同じホテルに戻り、夕食後、夜の街に出かける。旧市街の通りには素朴な提灯が吊り下げられ、なんか懐かしい感じがした。
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2015.5.14
ホテルを7時30分に出て、ダナン空港に向かう。空港の免税店は何もない。もっとも、買いたいものはないので問題はないのだけれどね。ダナン発10:25、成田着18:00。使ったお金は、二人で1万円。そのほとんどがビール代だった。1台のバスに総勢35名でちょっと心配したけれど、ホテルは予想以上だったし、食事も問題はなかった。1人49,800円は絶対、お買い得だ。

by otto-N | 2015-05-21 20:27 | Comments(0)
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