たかがヤマト、されどヤマト

2015.5.28 東京・ブナとイヌブナの森 フジミドリシジミ   2015.6.3 (記)

2015.6.28
雨の天気予報だったのでやっと休めるかと思って遅く起きたら、天気予報は外れ。駅探で時間を調べると、11時ころには到着できそうだったので、あわてて出かける。

現地に着いたら、先客が5名。3名は良く知った方(横浜のごまさんとT さん、杉並のM さん)。聞くと朝には開いたけれど、さっぱり出て来なくなったとのこと。しばらく待っても、飛んで来ない。しかたがなく、ここの名物のテングとミスジチョウを撮る。ミスジチョウは多いが、飛び回るだけ。やっととまったのを撮ったら傷んでいた。アカシジミもチラチラ飛んでいた。
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午後1時すぎ、ゼフの大家、横浜の I さんが現れて間もなく、1頭目が飛んできた。でも、遠いし、葉隠れ(1コマ目)。そのうち、次々とまではいかなかないまでも、オスがやってきた。遠くてもとりあえずサンヨンで撮影する。ときには、6コマ目のように、とても近いところでも開翅する。この6コマは、一応ピントがあっていたものを、横4896ピクセル→2448ピクセルで切り出した。オスは、とまるとすぐ全開するが、遠いし、枝の向こうばかりが多い。翅の向きによって輝かないのは他のミドリシジミと同じ。よく見ると、翅が壊れているものが多かった。
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これは、かなり惜しかった。至近距離で開きかけた途端、別のオスを追って飛んでいってしまう。
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いつチャンスが現れるかわからない。じっと樹冠を見張り続けていた。ふと、上ではなく、下のほうを見るとメスが飛んできて暗がりにとまった。少しずつ位置を変える。そのすぐ傍を飛んでいるオスも気がつかない。2コマ目、葉上の水滴を吸っていた。3コマ目、一か八かで少し飛んでもらったら、近くに来たが、撮りにくい場所になってしまった。
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こうして、6人雁首を並べ、樹冠を見張り、ときどき「何を撮影しているのか」とハイカーに聞かれるので、丁寧に「チョウチョです」と答えながら、空腹に耐え、ひたすら、近くにブルーがやって来るのを待つ。
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待ちに待った瞬間。しかし、翅を全開する前に、飛んでいってしまった。これより、翅を閉じ気味の上のほうがいい。
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そして、突然、近くにやって来て、いきなりの全開。大慌て連写。イヌブナの葉が美しい。
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少し下向きになった。翅が広く写るが、少し角度がつく上のほうが輝きは強い。
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今年のフジミドリシジミは、他のチョウと同じく、発生は1週間から10日早いようだった。幸い、近くで開翅した個体は、スレが少なくラッキーだった。I さんのお話では、フジミドリは樹間を飛ぶので、翅が傷みやすいとのこと。そういえば、ウラゴマダラシジミも同じような感じがする。それにしても、フジが現れる時間ぴったりにやって来られた I さんはさすがです。1人とは違い、待ち時間を楽しく過ごすことができました。みなさん、ありがとうございました。

by otto-N | 2015-06-03 16:04 | Comments(6)
Commented by kazenohane at 2015-06-04 07:20
おはようございます。
先日、私も当地に撮影にお邪魔しました。
開翅すると、どんな感じかなとイメージしていましたが、
otto-Nさんの撮影された写真を拝見して納得です(^^♪
いつか、こんなシーンを撮ってみたいですね。
一日違いでしたが。
Commented by otto-N at 2015-06-04 20:30 x
kazenohaneさん、ここは日本で唯一、確実にフジミドリを撮影できる場所だそうです。
晴れすぎているとなかなか開翅しないし、結構遠いし、葉被りが多く、撮影しにくかったと思います。
昨年はタイミングを逸してしまい、今年は、何度か通った一昨年のリベンジというところです。
それにしても、オスとメスが1枚に収まることは滅多にあることではなく、とても貴重な画像かと思います。
Commented by H.A. at 2015-06-05 15:52 x
フジミドリいいですね。
全開画像うらやましいです。
近くの高原にいるのはわかっているのですが、なかなかタイミングが分からず、まともに撮れてません。今年こそはotto-Nさんのような写真を撮りたいですね。
Commented by ダンダラ at 2015-06-05 16:14 x
素晴らしいフジミドリの写真が並んでいますね。
開翅は午前中だけでなく、13時過ぎからもチャンスがあるようですね。
来年は私もこんなきれいな開翅を撮りたいものです。
Commented by otto-N at 2015-06-05 21:08 x
H.A.さん、フジミドリは樹冠にいるようなので、なかなか撮影できないと聞いています。
山歩き(五竜遠見)の最中に、飛び回っているのを見たことがあります。
ここは撮影者が年々多くなっており、とまる場所は運しだいですが、かなりの確率で撮影できます。
Commented by otto-N at 2015-06-05 21:14 x
ダンダラさん、おほめいただきありがとうございます。
一昨年は何回か通い、開始条件がだいたいわかったような気がします。
時期が早いと個体数が少なく、個体数の増えたころにはオスの翅は傷んでいるので、出かけるタイミングが難しいです。
今年はラッキーでした。
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