たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.6.1 PM オオミドリシジミがいなくなった後は、ミドリシジミを探しにハンノキのある湿地に行く。11時をすぎると、ゼフの活性は低い。飛んでいるミドリシジミはいないものの、目を凝らすと下草や灌木にじっとしているのが見つかる。 木漏れ日の中のミドリシジミ。 歩いていると、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ(♀)が飛び出す。翅は傷んでいるがアカシジミもまだいた。 斑紋異常のミズイロオナガシジミ。 ミズイロオナガシジミは日陰のゼフ。暗いところが好きなようだ。いつも曖昧にしか撮れない。 とても綺麗なウラナミアカシジミ。今年はどこへ行っても良く見る。 昼下がり、下草でミドリシジミが開翅する場合もあるとのこと。とまっているのを見つけたので、じっと待つ。突然開いたのであわててシャッターを切る。金緑色に輝くいいアングルだった。しかし、寄りすぎていたので失敗。 別個体(?)、上からのアングル。しかし、輝かない。これまで、真上からというのは経験がなかった。輝やくアングルを焦って探していたせいかピンボケだった。 すぐマクロでも撮ったけれど、やはり、後翅が輝かない。この2枚を比較すると、屈み込んでもう少し下から撮ると全部輝いたかもしれない。 やはり、300ミリよりマクロのほうがいいようだ。このマクロは合焦がとても遅いので使用をためらっていた。 葦にとまっているオスを見つけた。ちらっとミドリが輝く。 ミドリシジミの翅の輝きを撮るのは難しかった。後ろからでは全くだめ。目の高さだと輝くけれど、青っぽくなってしまう。 結局、金緑色にはとれなかったけれど、この2枚がこの日の最良かもしれない。(ミドリシジミは虫食いの葉ばかりにとまるのがちょっとつらかった)
by otto-N
| 2015-06-09 12:26
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Comments(2)
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kazenohane at 2015-06-10 09:10
おはようございます。
ついつい寄って撮影しがちですが、 「木漏れ日の中のミドリシジミ」の画像は、 玉ボケの美しい背景の中に、ひっそり佇んでいる蝶が、 控えめに配置され、素敵ですね。 葦の茎に止まっている縦位置の写真も、 画面がすっきり省略され、撮影者のセンスを感じます。 少しだけ翅を開いてくれると、なお良かったですね。
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otto-N
at 2015-06-10 20:19
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kazenohaneさん、ありがとうございます。
チョウの細部の美しさを表現するため、寄って撮ることが多かったのですが、日中、ひっそりと葉陰の潜むゼフの雰囲気を出したくて、遠目で撮ってみました。 明るければそれに越したことはありませんが、暗さを表現するのもありかなと思い始めました。 縦位置も、とても暗く、かなりの枚数を撮りました。チラッと見えたのはPCに取り込んでからです。
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