たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.6.15 曇りの日にミドリシジミの卍飛翔を撮りに行ったけれど、足元には降りて来ず、広角では全く撮影のチャンスはなかった。また、逆光ではまったく表翅が緑に輝かない。少しは横から撮る必要があった。この日は、快晴。横から撮るとそれなりに撮れるはず、というわけで、夕方、横浜に出向く。 3時すぎ、池の畔のハンノキに産卵のためにポツポツとメスが現れた。産卵もせず立ち去ってしまうのがほとんどだが、日の当たる葉上で翅を開くものもいる。1コマ目、斑紋が少し赤いような気がする。2コマ目、これも少し赤いようだ。残念ながら右の尾状突起なし。3コマ目、尾状突起ありの別個体。もう少し赤いか。とにかく、B型とAB型の区別は難しい。4コマ目、この位置ではあまり綺麗に撮れなかった。 上の3コマ目と同じ個体。よく見ると赤い鱗粉が少しだけ載っていた。 このところ、ムラサキツバメのオスをこのポイントにやって来ていたが、この日はメスが来た。右はラミーカミキリ。 谷間に日が当たらなくなったころ、オスのテリ張りが始まる。あいかわらず、高いところばかりだった。もう暗いので明るくは撮れないので、居直って、飛翔撮影の設定のままで撮影した。後で、ホワイトバランスを晴天から曇天に直したところ、青っぽい葉の色が少し緑になった。 4時半過ぎ、卍飛翔があちらこちらで見られるようになった。近くに降りてくるのを期待したけれど、期待に反して、池上の葦の上にしか降りて来ず、300ミリで追うしかなかった。 しかし、逆光側の池の上にも卍が降りて来なくなり、順光側の樹上の高いところで卍飛翔が繰り広げられていた。晴れているせいかだと思うが、とても遠くて高い。トリミングしないと、こんな豆粒の大きさ。 5時40分、樹上高くでしか卍で飛ばず、暗くなったので、撮影は諦めた。 この日も不調。片道1時間半。撮影1時間半。自宅に戻るのは7時すぎ。成果もなく、ちょっと疲れました。もっといいロケ地を探さなくては・・・。と、ぼやいてばかりの日が続く。
by otto-N
| 2015-06-22 20:57
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