たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.7.27 雷鳥荘の前に着き、そうだビールは部屋ではなく外で飲もうと、フロントでビールを買ってきて立山をながめながら乾杯したときは、まだ、立山はガスの中だったけれど、少しずつガスが薄れ素晴らしい眺めになった。 この日、最後に降りてきた雷鳥坂。キャンプ場から剱御前小舎まで標高差500m。ジグザグの登山道がよく見えた。思いザックを担ぎ登山者の喘ぎが忘れられない。彼ら(彼女ら)が無事剱山頂に立つことを願い、敬意を表して撮影した。 午後4時50分。ほとんどガスがなくなった。白い雲と青空が残雪の立山を引き立てる。 午後6時40分。夕食をすませ部屋に戻ると外が騒がしい。西の空には雲がかかっていたので、夕焼けは諦めていたのだが、雲の隙間から太陽が顔を覗かせた。 後ろを振り返ると、立山の中腹だけに日が照らされていた。そうか、下の影は我々が立っている丘の影、山頂が暗いのは雲の影と気がついた。 中腹だけが赤い不思議な光景だった。 日が沈むにつれ、赤く染まる部分が刻々と上がっていく。 雲が漂っているのか、光も薄くなる。 もうすぐ山頂が照らされると思った瞬間、太陽が沈んだのか、雲に覆われたのか、すうーっと光が消えてしまった。ちょっと残念。 太陽が沈んだ後、見事な夕焼け。こんな夕焼けは久しぶりだった。 (富山県・立山 (4) に続きます)
by otto-N
| 2015-08-06 20:16
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