たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.8.3 とにかく猛暑。近所の道路脇のカタバミは除草されてしまったのか、暑さで枯れたてしまったのかほとんど見ず、ヤマトシジミも飛んでいない。外人観光客の間でチョー有名になった渋谷のスクランブル交差点を中心にヤマトシジミを探したけれど、花壇は植えた花だけが半枯れで咲き、むき出しの土にはカタバミは全然生えていない。当然ながら、ヤマトはいない。ハチ公像の横にある植え込みは、昨年まではカタバミが生い茂っていたけれど、日本風に作り変えられたいた。(そう言えば、渋谷区長が変わった。)しかたがなく、公園通りを抜け、原宿に向かう。 公園通りの植え込みにもカタバミは生えていない。NHKを過ぎ、代々木体育館横の広い舗道のフェンス脇。ここの日陰でやっとヤマトシジミに会うことができた。こんな背景ではしょーがないのだが、ヤマトシジミの棲息環境はこれが現実。 メスも産卵のためか飛び回っていた。午前中は人通りがほとんどない、ケヤキ並木のガランとした風景。少し先は代々木公園で、昨年、デング熱騒ぎのあった場所。 代々木公園にヤマトはいるのは当然なのでそこを避け、明治神宮の境内に入る。外人観光客が80%。昨年に比べ人数がすごい。クロアゲハやアオスジアゲハが飛んでいるけれど、撮れないし、参道にもヤマトはいない。本殿の裏、宝物殿前にある広い原っぱに行く。ここは飲食禁止なのだが、実は、ハイキングランチにもってこいの場所。喧騒もなく、周囲の大木が素晴らしく、国が管理しているので芝生は最高だ。 モンシロチョウが飛んでいた。背景に、代々木にあるNTTドコモのエンパイアステートビルもどき。真ん中の棒には日の丸がたなびいているはずだったが、このとき風がなかったとみえる。 モンシロチョウはカタバミで吸蜜しており、少し先を探すとヤマトシジミが見つかった。しかし、暑いせいか、飛翔が速すぎ、ついていけなかった。イチモンジセセリも1頭。 正午近く、ますます賑わう参道をとぼとぼ歩いていると、アカボシゴマダラが産卵場所を探してフワフワしていた。なんとか鳥居を背後に収めることができたが、ちょっと暗かった。
by otto-N
| 2015-08-17 18:20
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