たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2015.9.13-16 8月中旬からまるで天気が悪く、今年は奥穂高岳に登ることを諦めていた。しかし、11日の天気予報では、14~15日の北アルプスの天気は晴れときどき曇り。山小屋の予約状況を聞いたら、まるで空いており、即決。行くことにした。 2015.9.13 この日は徳澤まで行くだけなので、自宅を出たのは8時過ぎ。沢渡の岩見平駐車場(広くて平日はガラガラ)に車を入れ、上高地に着いたのは1時半ころ。曇り空。河童橋では傘を持っている人がいたので、雨が上がったばかりのようだった。岳沢は見えたけれど、その上は雲の中だった。 明神まで1時間、さらに1時間で徳沢に着く予定。道中、撮る花も少ない。まず目についたのは、薄紫色のノコンギク。キノコも可愛い。オオカメノキ、とりあえず実も撮影対象。 すれ違う登山客は少なかった。鬱蒼とした森の道をとぼとぼと歩く。明神岳も山頂は雲がかかっていた。 トリカブトがやたら多い。白いブラシ状の花が多く、後でサラシナショウマといういう名であることを後で知る。キノコ。暗くて何度撮ってもうまく撮れなかったコウシンヤマハッカ(カメバヒキオコシの変種とのこと→ん?聞いたことのある名前だ)。 明神着。吹き上がる雲にしばし見とれる。 暗い道を抜け、川のほとり。行く先には青空が見えてきた。明日は天気になりそう。 再び森の中に入り、少し明るい所には花。ノコンギクは相変わらず多いが、きれいな群落は意外に少ない。ミゾソバがあるとは意外だった。 カツラの落ち葉のいい匂いがすると思ったら徳沢だった。3時20分、宿に到着。 徳沢園という山小屋、とても山小屋とは言えない。ちゃんとした風呂があり、浴衣があり、バスタオルがないだけ。食事も都心のレストランと変わらない。食器もおしゃれだし、和洋折衷の料理もすばらしい。なんでここまでという感じ(ワインは地酒しかないが)。洋室の個室を予約したが、中はこの通り。小物まで懲りすぎ。すごかったのは総革張りの椅子。あきれ返って写真を撮ってしまった。 (上高地(2) 涸沢カールに続きます)
by otto-N
| 2015-09-22 20:22
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