たかがヤマト、されどヤマト

2015.10.6-8 長野県・戸隠山系 高妻山(1) 戸隠   2015.10.13 (記)

2015.10.6-8
急に戸隠山の奥にある高妻山(2353m)の登ることになった。問題は、往復にかかる時間。片道5時間かかるという。ということは往復10時間。調べてみたら、新道があり、そこを使えば登り4時間という。それでも往復8時間。午後4時には麓に着かなければならないので、前泊が必要。ということで、戸隠に泊まり、疲れ切りそうだったので、後泊もした。

2015.10.6
カーナビで案内され、長野から戸隠に行く途中、善光寺の先の「七曲り」という道路は、これまで通った2車線道路のザ・ワースト。大型車通行禁止の、横も天井も金網に囲われ、真っ暗で狭くて急なヘアピン道。後でネットで調べてみると、「金網で囲まれたウサギ小屋みたいな道路で」という表現があった。まさにその通り。もう、狭くて急な山道には驚かなくなったが、ここだけは別。左のブラインドカーブ、向こうから連なってやって来た4台目が、下から来ていないと思ったのか、内回りでこちら側にはみ出し。ぶつかりそうになったので急ブレーキ。その後、発車したら、急すぎて車が後ずさり。後続車があったのでちょっとヒヤリ。自分は良くても、ヤバかった。帰りは別なルートにしよう。

昼過ぎ、戸隠・中社の宿坊旅館に着いたので、車を置き、奥社へ向かう。道路脇にあったカツラの大木。
a0181059_13554845.jpg

奥社へ向かうハイキングコースに入ると、小さな沼があった。紅葉になったらすばらしい場所と思う。
a0181059_1381237.jpg

戸隠の山も見えたが、雲がかかっていた。
a0181059_1382939.jpg

ハイキングコースは、思ったより本格的で登山靴に履き替えてこなかったことをすぐ後悔した。中途半端に紅葉している広葉樹林帯を進むと、大きな沼に出た。紅葉は少しだけ。
a0181059_1385785.jpg

山は雲に隠れてちょっと残念。
a0181059_1391135.jpg

奥社までさらに道は続いていたが、花はトリカブトくらい。名前が判らない草の実、木の実を撮りながら進む。下段の赤いのはマユミ?
a0181059_1383825.jpg

突然、人の声がすると思ったら、奥社の山門に到着。茅葺の上の緑が美しい。
a0181059_1393886.jpg

圧巻だったのは、山門をくぐった後。すばらしい杉並木。高さ、密度は日光をしのぐ。恍惚となる。
a0181059_1395911.jpg

参道は2km続く。動物の横顔のよう瘤。杉並木を過ぎると石段。これがけっこうきつかった。汗だく。社殿はどんなだろうと期待したが、いたって普通。かかとの高い靴で登って来た女性は、とても頑張ったと思う。
a0181059_1310312.jpg

戸隠山は修験者の山。登山口は社殿の脇にある。そこに「あまり登らないでくれ」という看板。「蟻の塔渡り」とか、四つん這いで渡らねばならない「剣の刃渡り」とか危険個所が多数。落ちたら即死。登山カード置き場の前には、四つん這いでナイフリッジを移動する登山者の写真が置いてあった。
a0181059_1434577.jpg

逆光で色が出ていないけれど、戸隠山のシルエット。手前も向こうも絶壁。
a0181059_1311837.jpg

下りはさすがに楽。やはり下から撮ったほうが迫力がある。
a0181059_13112938.jpg

あっと言う間に山門。
a0181059_13114549.jpg

もう一度振り返り。やはり、すごい!
a0181059_14451379.jpg

そのまま参道を突っ切り、車の通る広い道の向こうに中社まで戻るハイキングコースがあった。その途中から仰ぎ見た戸隠の峰。
a0181059_13115854.jpg


宿に戻り風呂で体をゆっくり温める。客は我々を含め3組だけ。1人はバードウォッチングで来たとのことで、戸隠は鳥で有名らしい。夕食に戸隠蕎麦が出たが、ちょっと香りがとんでいた(おいしかったら宿の名前を出すところ)。ただ、ここの食堂の書棚で、信濃毎日新聞社発行・栗田禎多男氏撮影の「信州の蝶」がおいてあったのは大収穫。裏表紙の槍・穂高バックのコヒオドシの飛翔は最高。早速、注文しました。


(高妻山(2)に続きます)

by otto-N | 2015-10-13 20:22 | Comments(0)
<< 2015.10.6-8 長野県... 2015.9.30 東京・白金... >>